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執筆者の写真加藤亮太

下山してはならない。決して。

 こんにちは。塾長の加藤です。

 昨日述べた記事「1学期期末テスト終了。そして。」に関連して、

 本日、中3向けの授業で述べた、たとえ話をここにもお話させていただきます。



 たいへん拙い絵で申しわけないのですが、

 中3生の、今後受験に向かっての心の持ちようについて、登山をたとえに、お話しました。

 今年3月オープンの当塾としては、今年になってからの姿勢しか見ていないのですが、皆、確実に勉強に取り組む姿勢に良い変化が出てきています。

 よく聞かれるのが「今まで生きてきて一番勉強してる……」という言葉です。そのような姿勢の変化は、そのまま成績アップとして結果になっています。

 

 私が塾生たちに言ったのは、「そのモチベーション、受験までにさらに高めていこう」

 ということです。そして、

「受験までが登山だとしたら、決して下山してはならん。1ミリたりともね」

 と申しました。


 というのは、勉強に向かうモチベーションも、また鍛錬が必要なものだからです。

「塾に入った」→「さあ頑張るぞ」という、それだけの気持ちでは、それがいきなり理想的なモチベーションになることはあり得ません。

 また、「中間がんばるぞ」のあとには、「期末がんばるぞ」があり、そのあとには「夏をがんばるぞ」「二学期がんばるぞ」「受験がんばるぞ」と、中3生は、この後たてつづけに、頑張らなければならない試練が続きます。


 上記の前提を踏まえて、大事なのは、塾に入ったかどうかは問題ではなく、

「中間がんばるぞ」と、頑張って歩んだ、その道は、登山の頂上である「受験本番」につながっている、ということです。それを忘れてはならない。


 モチベーションという心の問題だけでなく、知識にしても、学び取った知識はいちいちゼロにはなりません。ずっと脳内に蓄積されて、外で活躍する機会をうかがっている状態です。

 せっかく「がんばるぞ!」と上向きになった気持ち、その気持ちのベクトルの勢いは、決して自分で殺さぬこと。


 そして、うっかりやりがちなのが、この真空期間である7月なのです。


 部活も引退して、期末も終わって、夏を控えた7月は、「下山しちゃおうかな~」という魔が差しやすい時期かもしれません。

「下山して、町の様子を見に行っちゃおうかな~。ついでに遊ぶか~」

 これが怖い。

 1学期期末が終わると、ずいぶんと目つきが変わったころです。7月は、モチベーションがかなり先鋭化している、とても良い仕上がりの時期なのです。

 そこでせっかく鍛錬して強化されたモチベーションを、いったん捨ててしまうとなると、

待ってましたとばかり、心は一気にゆるみます。ぐにゃんぐにゃんに、ダラけてしまう。

 甘い蜜の味を覚えてしまったら最後、もう勉強の苦味には戻れるはずがないでしょう。そこからモチベーションをもとに戻すのは、さらに苦しい難事です。


 素晴らしいモチベーションは、1学期を経て、強い武器になってきました。

 あとはその武器をさらに鍛錬し、ストイックに磨きをかけて、決戦へと突き進むのみなのです。



 やたらとたとえ話ばかりで、生徒にも笑われつつの、お話でした。


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