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  • 執筆者の写真加藤亮太

カトウ塾だより 2023年5月20日版

塾生保護者さまへお渡ししている「カトウ塾だより」を共有いたします。






塾生保護者さま各位

カトウ塾 加藤亮太

月一発行

カトウ塾だより 2023年5月20日号


今月のトピック



☆定期テストを、「いやな記憶」ではなく、「果実」にするために

 

 1学期中間考査、あるいは、基礎確認テストが終わりました。中1生のお子様にとっては、初めての定期でした。

 生徒さんからは、成績をご報告いただいております。保護者様には、成績表が配布されましたら、「画像送付」のほど、引き続きお願いいたします。

 さて、お子様にとって定期テストは頑張った仕事の成果です。その成果には出来・不出来があります。保護者様に気にしていただきたいのは、お子様へは、まずは「おつかれさま」と労をねぎらっていただくことです。

 テストまでの間、塾で何時間も勉強してきました。どんな点数であれ、労をかけたことは明らかです。勉強時間中に、遊んでいた生徒は一人もいません。当塾にいらっしゃる限り、この点は担保されます。

 農作物を見て、生産者に面と向かって「これはひどい」とは評さないでしょうが、それと同様に、お子様へは接していただければと思います。


 テストで経験することは、「準備~試験当日~テスト返却~周囲の反応」といったプロセスです。その総合が、経験となります。その経験は、お子様の成長のために糧となります。確実にお子様の記憶に積み重なっていきます。「次も頑張る」という前向きのエネルギーは、このときの経験の記憶が輝いてこそ、湧いてくるものでしょう。果実となり、勉強する原動力となるはずです。


 当塾の授業では、すでに期末考査に向けて動いています。かなりハードなスケジュールでのテスト対策期間も組みました。また頑張れるよう、応援してまいります。


 なお、点数を見る際には、「平均点」「学年順位」と比べてどうかを重視してください。平均点が30点のテストでの60点は、素晴らしい出来と言えますが、平均点が70点のテストでの60点は、よろしくはありません。単に、点数のみを見て評価することのないよう、ご留意ください。



☆テスト対策期間の意義


 中間考査が終わったかと思えば、すぐ期末考査が行われます「テスト対策期間」も再びやってきます。

 中3生とは、各生徒と作戦会議を行いました。今年の2学期期末までにどれだけ内申点(通知表の点数)を伸ばすことができるか、目標を設定しました。都立高校入試は、1020点満点。そのうち、300点は内申の換算点となり、「すでに入試は始まっている」という意識を共有できました。今後、各自は、より意識的に、戦略的に、勉強していくこととなります。  中1・中2生へはご家庭で、「定期テストの点数が、自分の将来のためにいかに大事か」ということを共有いただければと思います。ほどよい緊張感と、「実力を発揮してみせる」という武者震いとで、当日を迎えられたら幸いです。

 


「テスト対策期間」のアイデアは、


「時間割に縛られてしまうと、むしろテスト勉強の妨げになる。(たとえば、明日の定期考査の科目が社会なのに、前日が英語の時間割のため英語を勉強する)これは無駄ではないか」


 という気づきから、開業2年目から行っています。


 効果は大いにあり、「授業を受けても点数は上がらない。自力で解きまくってこそ、点数は獲得できる」という発見もありました。


 当塾の名物、と自負しております。


 一番の狙いは、成績アップにほかならないのですが、副産物がたくさんございます。


〇 「自立心」をはぐくむ。

  各自の勉強法に関しては、全肯定しています。自分で考え、自分で実行する際、他人からの口出しというのは本人のやる気を削ぎこそすれ、決して良い効果は生まれ得ないでしょう。(もちろん、「どう勉強したら良いのか」という質問は常に受け付けておりますし、その要望はないか、声掛けしております)



〇 戦略的思考をはぐくむ。

  冷静な自己コントロールこそ、テスト勉強の、ひいては、受験勉強の鍵を握っているはずです。自己流であれこだわりの戦略を持ち、思う存分実践いただければと思っています。



〇 自分の「限界」を超えることができる。

「これだけやったのだから、点が上がらないわけがない」と思えるほどの勉強量を経て、はじめて点数に影響があるようです。ほとんどの子供たちにとって、自宅学習だけでその領域に達するとは思えません。必死に勉強することができる環境にて、自分の限界への挑戦が行われています。



〇 「頑張った」という、得がたい証を得ることができる。

  強制自習は、私語厳禁の厳しい監視下で行われます。勉強をサボっている様子が見られると、容赦なく私からの雷を食らうことになります。(滅多にはないですが、5月、ありました)そんな厳しさの中、生徒たちは生き生きとしています。頑張った、というプロセスは、最も評価されるべきこと。きっと、そんなお子様はご家庭でも褒められているのだと思います。

テスト期間が近づくと、家庭内の空気が荒れる……というのはよくあることです。当塾のテスト勉強が、居心地の良い家庭環境の一助にもなると良いです。向上心のある、頑張れる子が育っています。



〇 頑張ることが楽しくなる、という無敵の境地に達する。

  つらいはずの勉強がなんと、楽しい、と感じられる子もいるようです。前述したことが奏功しているのだと分析します。

①自分の思う勉強を他人から邪魔されずに伸び伸びできる。

②勉強から逃げる子は厳しく叱られる環境。

③お母さんお父さんからも褒められる。

④頑張った自分を、自分で認められる。

⑤点が上がり、成功体験となる。


……結果、楽しく感じられるのはないでしょうか。



次の「テスト対策期間」も、キツイけど頑張りたくなる、そう思っていただければ、と願っております。


☆新任講師のご紹介

 サポート講師として、新たに福田先生が就任しました。

 竹島先生同様、監視・質問対応・授業サポートを行ってまいります。


 よろしくお願いいたします。


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