期末考査の結果が、出てきています。
中1英語がとくに気になっていました。
例年、中1の中間考査と比べて、
学年平均点がガクッと下がりがちなのが、期末です。
中学生に入って初めてなので、
実際のところ、
1学期の中間考査は、
言葉は悪いですが、「練習試合」のようなものです。
そして、
英語は、去年度の教科書改訂以降、
中1でやらなければならない量が、爆発的に増えました。
ついてくるのがやっと、という子を、
さらに蹴落とすような過酷さ。
英語に関しては、
大げさでもなく、本当に、
そんな教科書改訂でした。
この危機に際し、
当塾は、
新中1として入塾した3月、
英語の授業時間を倍増し、
英語の基本中の基本を、
叩き込みました。
中1の皆に目指してもらったのは、
「手が勝手に動く」状態。
「背骨」が太く一本通れば、
ちょっとやそっとでは倒れない。
基礎固めを、これでもか、
とやってきました。

今回の試験範囲には、
一般動詞とBE動詞の使い分けにくわえ、
「疑問詞」や「to不定詞」
といった、
応用的な分野も、入ってきました。
早くも、
「牙をむいてきた」
そういった瞬間でした。
平均点は、
当塾に多く通う学校では、
水元中50点、
葛美中49点、
とのこと。
点数分布を見たところ、
葛美中では20点台が一番多かったようです。
これは、
「もうついていけません」という子が出ているのは明らか。
この結果は、
なるようになった、
というものでしょう。
文科省の方針、教科書の要求が、あまりにも高い。
ガンガン詰め込むのだから、差は開いて当然。
ところで、
当塾の中1生徒の英語平均点はどうだったか。
平均81.8点。
危機への対処は間違っていなかったようです。
そして、
ここからさらに、
やつら(大量の文法)はやってきます。
「名詞の単複」
「命令文」
「疑問詞のバリエーション」
「動名詞」
「過去形」
「三人称単数現在形」
「現在進行形」
「過去形の不規則変化」
「過去進行形」・・・
現時点では、まだまだ序の口なのです。
中1英語に、安寧はありません。
これからも常に厳しい戦いが続きます。
勝って兜の緒を締めよ。
英語の「背骨」をさらに強靭に!
さあ、果敢に、立ち向かっていきましょう。
Comments