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執筆者の写真加藤亮太

講師インタビュー

更新日:2020年6月15日


なぜ塾の先生になろうと思ったのか?


 小学生の頃から、解き方をきかれたり、教えたりすることが、多かったので、それが始まりのように思います。大学生のとき、以前私が通っていた塾から、お声かけいただき、アルバイトで初めて経験しました。


 いくつかの塾講師・家庭教師を受け持つにつれ、ご指名もいただくことも増え、徐々に「これを自分の仕事にできたら良い」と思うようになりました。「これが、天職か」と思えました。


 ただ、自ら塾を開くにあたっては、自分の中でいくつか条件がありました。

 例えば、さらなる社会経験を積む、とか。結婚する、とか。

 今、その条件は全てクリアされ、ついにその時が来た! という思いです。

 



どんな指導を心がけますか?


 勉強はじつは「たのしい」と知ってもらいたいです。

 いや、勉強なんて、つまらないものなんですよ。前提として、もちろん、ふつうは、つまらないんです。面倒だし、しんどいし、頭がくたびれて、いっそ寝てしまいたい。でも、そんな一見「つまらない」勉強ですが、その先には「たのしさ」を、見つけることができます。

 じゃあ勉強の「たのしさ」って、何なのか?


 勉強は、とくに中学の勉強は、一面、スポーツに似ていると思います。

 スポーツは、力を浪費します。苦しくて、きつい。なのに、たのしい瞬間って、ありますよね。ヒーヒー言うほどきついのに、でも時にたのしくて、それが病みつきになったり。

 では、鬼コーチに気絶寸前までしごかれるのはたのしいか? たのしくない。

 コーチの指導が甘くだらだらやるのはたのしいのか? たのしくない。

 競争相手が弱く競う前から勝つとわかっているとたのしいか? たのしくない。

 たのしいのは、自分の短期的目標と長期的目標がしっかりあり、信頼できる指導者がいて、自分の納得できる環境で、競う相手が自分より互角かあるいは少し上、

 この条件が揃うときでしょう。

 これを中学での勉強に置き換えると、

  短期的目標=定期テストの成績アップ

  長期的目標=志望校合格

  信頼する指導者=学校の先生

  納得できる環境=勉強に集中しやすい環境

  競う相手=同級生

 これら条件がうまく噛み合うと、勉強もたのしくなるはず。自分で戦略を立てられるようになります。逆に、ひとつでも欠けると、つまらないものになる。本気が出せずにイヤイヤ勉強するはめに、おちいります。

 当塾の役目は、この組み合わせがうまく噛み合うよう、手助けをすること。 

 グループ指導を基本に据えているのも、この考え方が基本にあるから。

 個別指導では、なかなか切磋琢磨する相手はできません。スポーツのような、あのたのしさはでてこない。

 いろいろな塾を経験したのもありますが、さらに、いろいろな会社や団体での、いわば社会経験を踏まえて、ようやく出てきた考え方がこれです。

 優しく、ときに厳しく、しかし気分良く、指導してまいります。



どんな中学生だった?


 小学生の頃は自分が子供扱いされるのがいやだったけれど、中学に上がると今度はいきなり大人扱いされるみたいで、それが怖くて、緊張しいでした。

 とはいえ、剣道部と読書を楽しんでいました。

 芥川龍之介「杜子春」から読書にハマりまして、同じく古い時代設定を求めて、時代小説、司馬遼太郎、藤沢周平。生々しくかつ冷酷に人生を描くことの面白さに興奮して、純文学へ。三島由紀夫、太宰治。で、また芥川龍之介。人間を生々しく描くよりも、もっと乾いた感じ、突き放した感じに痺れて、夏目漱石、遠藤周作、そして中3の夏に、安部公房。どハマりし、

・・・あ、喋りすぎました。

 あと、たまに友達と行くカラオケが好きで、カラオケほど面白い遊びはない、と思っていましたね。

 まあつまり、勉強していませんでした(笑)。というか、勉強はぜんぜんできなかった。中高一貫校に入学後、目標を見失ってました。英語は常に赤点。高校2年で英語が学年トップとはいかず2位になることがありましたが、中学生の自分には夢のような話です。


 だから、勉強ができない生徒を「ダメな生徒」だなんて、口が裂けても言えません。


勉強が好きになったきっかけは?


 志望校ができたのが一番です。「どうしてもあの大学に行きたい」と思える志望校を見つけた。

 あと、家で勉強することを諦めました。

(これについてはいずれ別の機会に詳しくお話しします)

 このときの自分は、先ほどの理論でいうと、

 短期的目標=志望校合格

 長期的目標=広告ディレクターとして活躍(できなかったけど)

 信頼する指導者=英語の塾の先生、数学の塾の先生、公民の予備校の講師

 納得できる環境=塾の自習室

 競う相手=自分


 以上のような状態でした。

 目に見えて成績が上がり、勉強することがたのしくて仕方なかった経験です。 

 


兄弟構成は?


 弟と妹が二人の、4人兄弟です。妹は双子なんです。

 私が一番上です。

 いかにも「兄貴らしい」性格というわけではないと思っていますが、少しはそういうところもあるのかしら。





水元・金町で好きなところは?


 じつは子供の頃は嫌いでした。

 東京だけど、取り立てて何もないし、金町駅はなんとなく薄暗くてゴミゴミしているし。

 今では、それがまったく間違っていることを反省・痛感しております。

 まず、なにより水元公園。子供の頃は、だだっ広いだけで何もない、なんて思ってましたが、こんな素晴らしい公園はない。

 かなり遠くの地方に住んでいたことがありますが、水元公園ほどダイナミックな自然を感じつつ、リラックスできる場所は見当たりませんでした。

 次に、カフェ。南水元のクロッシェンドさんのコーヒーは、いままで飲んだ中で最高に美味しいコーヒーです。それに水元の達磨堂さんのあの味わい。何度でも訪れたくなるような、落ち着く雰囲気。供されるカップに至るまで、こだわりが感じられます。さらに金町には、カフェハクタさん。こちらは予約必須の人気店ですね。おしゃれ。美味しい。大好き。で、コメダ珈琲は、水元店が個人的にベスト! 広々とした店内・駐車場。そしてBGMがクラシックで落ち着くんです。あとはー・・・

 えーと、ここであまり言って、万がいち人気店になって気軽に行けなくなるのが怖いので、今回はこの辺にしておきます(笑)。

 あと、これは大人向けの内容ですが、

 古き良き、金町価格(=安い!)の居酒屋さんがたくさんある。活気があってワインのすすむイタリアンのお店等々、素敵なお店もあります。大人にも魅力的な町です。

 いや、忘れちゃいけないのが、金町中央図書館。ならびに、理科大の図書館。こんなゴージャスな図書館、ほかに知りません。

 というわけで、今後とも、水元・金町のみなさま、よろしくお願いいたします!



どんな生徒に来て欲しい?


 当塾は入塾テストもないですし、来ていただけるのなら、こちらから選ぶ権利はないですが。

 あえて言うならば、


 自分の成績に「このままじゃ、やばい」と、危機感をお持ちの方です。

 

 成績に不満があって「上げなければならない」ご自身が本気で思っていらっしゃるなら、

 成績、上げますし、上げてもらいます。ので、うちが合います。

 私には、基本的に、生徒さんの成績が上がるためのことしか頭にありません。


  たまにいらっしゃる「ただ時間をつぶすため」とか「親に入れと言われたから」・・・

 それでは、当塾では、もたないと思います。


 


インタビューは以上です。


 ありがとうございました。


 偉そうなことも申しましたが、こぢんまりとした教室から始めます。至らぬ点があるかとは存じますが、先ほど申しましたとおり、一見苦しい勉強を、カトウ塾に入ってからは「たのしい」にできるよう、生徒さんの成績アップ・志望校合格に貢献するためできる限りの快適な環境を整えて、お待ちしております。


 ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。






 ★おまけ★


 奥さまに訊く、加藤先生のこと


 加藤先生って、どんな人ですか?


 世話好きなので子供の面倒をよく見てくれて、助かっています。

 マメな性格で、大雑把な私より家事に対してよっぽど気がききます。が、それが喧嘩の火種になることもしばしば(笑)。

 明るい性格で、加藤家のムードメーカーです。

「塾を開きたい」と相談された時、素直に「いいじゃん!」と思いました。


 趣味でときどき映画や演劇を観に行きますが、感想を聞くたびに豊かな感受性で細やかな見方を持っているなあと感心しています。

 生徒さんひとりひとりの指導にも、その感性を活かして、勉強や受験に対する不安を取り除く指導をさせていただけると思います。


 私は、塾では主に事務と、教室の環境づくりを行います。

 先生に直接相談しづらいことなどありましたら何でも気軽にお声がけくださいね。






以上インタビュアー:加藤(妹)


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