• 加藤亮太

カトウ塾だより2022年6月20日版

塾生保護者さまへお渡ししている「カトウ塾だより」を共有いたします。





塾生保護者さま各位

カトウ塾 加藤亮太


月一発行

カトウ塾だより2022年6月20日号 




今月のトピック

☆「テスト対策期間」、その意義。

テスト前になると、強制的に毎日自習。……きっと、このようなことをやっている塾は多くはないと思います。過去、私には3つの塾への通学経験、4、5社の講師経験がありますが、同様のことを行っている塾はありませんでした。

そして、当塾にも、もともと、この勉強法はございませんでした。「テスト対策期間」と銘打つことなく、通常授業は時間割通りに行われ、「試験範囲が出たら、授業外も来て勉強する。直前の土日も勉強しに来る」という程度のことしか行っていませんでした。その勉強も、「最低でも2時間は勉強」程度。


そんなていたらくの私を目覚めさせたのは、その時に属していた3名の生徒でした。

彼らは2時間で帰っていいところを、3時間も4時間も勉強していました。そして、土日は、5時間、6時間、と勉強していくのです。お互い切磋琢磨している様子でした。

結果、3名は、即、成績が伸びました。

そして、次の定期考査前では、時間割の授業を実質的になくしてみました。授業の時刻になっても、「とくに授業はしません。自習して、質問があったらきいて」ということにしました。彼らは嬉々として、3時間、4時間と勉強していました。

授業には「科目」という、いわば、「縛り」があります。その縛りが、彼らにとって邪魔のようだったのです。優先的に勉強したい科目とのズレが生じていたのです。

「授業でテストの点が上がることはあり得ない。むしろせっかくテスト前に勉強したい気持ちを邪魔している」と気付くに至りました。


結果、3名とも内申点もメキメキ上がり、うち一人は「水元中学校の長い歴史の中で、最高に上がった」と学校の先生に褒められたようです。私の講師人生でも、最高の上がり幅を見せてくれた生徒たちでした。

そこで、塾の先生のネットワーク(全国のすごい塾の先生たちが属しています)で、すでにそうした形態を取り入れている方の助言を仰ぎつつ、始めたのが「テスト対策期間」です。

 

 テスト対策期間、その最中こだわっていることを羅列します。


・空調。ちょっと涼しい、を保持。常時換気で新鮮な酸素を取り入れる。

・音。シーンとし過ぎて気まずくならないよう、ノイズをあえて作る。

・におい。集中力に効果のあるアロマを絶やさない。

・誘惑排除。誘惑となるものを近辺から排除する。(スマホや音楽プレーヤー、禁止)

・私語厳禁。勉強を教え合う場合でも厳禁とし、友情ゆえの悪影響を排除。

・ピリッとした緊張感。周りの子のやる気をそぐ行動には、厳しめに叱ります。

 ・眠気問題。寝ている生徒はあえてすぐには起こさず、10分後起こし、シャキッと復活してもらいます。

 ・自主性を守る。ついつい「その勉強よりも、この勉強をした方がいいよ」などと助言をしたことがあります。しかし、それは「助言」という名の「押しつけがましい邪魔」でしかない、と生徒の表情が言っていましたので、即やめました……。生徒はせっかく、自分がやりたい勉強をしています。その流れを止めるのは、悪でしょう。(ただし、理解度テストでひどい点を取る生徒には指導しています)

 ・質問。無限に対応する。授業をしていてはできないことです。

 ・教材。受講科目に限りますが、無限に差し上げます。また、「こういう教材が欲しいです」という、具体的かつ問題意識の高い要請には、全力でお応えしています。自主性は尊重します。

 ・報告。毎日、今の自分は各科目何%理解しているか、を自己分析して提出してもらっています。自分を冷静に自己評価し、見える化し、何を勉強すべきなのか、客観的に意識してもらいます。このときも、横やりや非難、注文は決してしない。虚偽の報告の元になるだけ。


 ほとんどが環境整備に関することになりました。また、自主性を重んじる、ということも目立つでしょうか。

 テスト範囲がだいたい定まってくると、誰しもが「勉強しなきゃ」と思うもの。そこで、スマホやゲームといった、勉強のやる気を削ぐような誘惑を取り除き、勉強に適した環境を用意し、無視することなく見守ってあげれば、どんどん勉強するはずです。そんな彼らを、信じ、尊重します。しぜん、勉強は、自分を着実に高める行為となり、自己肯定感の高い、たのしくてしようがないものになる。今後も、その境地を追求します。


☆夏期講習のお申込みをスタートします

夏期講習のお申込みをスタートいたしました。詳しくは別添の資料をご覧ください。

(時間割を2枚封入しますが、どちらも内容は同じです。A3版はご自宅での掲示用等にご活用ください)

中3生にとって、最重要な時期である夏の到来です。受験生の夏は、ひと言で言うと「地獄」です(笑)。夏を超えると、生徒たちは「同じ釜の飯を食う」という言葉が意味することに似た、戦友のような関係性になります。また、「あの夏」と言っただけで、「死にもの狂いで頑張った、あの夏のこと」と理解していただくこととなります。当塾在籍の中3生の共通の記憶として、「あの夏があったからこそ、頑張れる」「あの夏を超えたのだから、自分にはできる」……いずれそう思えることは一つの宝だと思います。影響力のある夏とします。さらにパワーアップする夏とします。しなくてはなりません。 (※よって、この夏以降は中3生徒の募集は打ち切ります)


中1・中2生徒におきましては、「中学の夏休みは部活と勉強は同じくらいたくさんする、それが当たり前」と思っていただくと良いです。「休みなのに毎日忙しい!」それくらいが、中学生の青春でしょう。


お申込みをお待ちしております!


以下、学年別の指導内容のご報告・個人別のご報告が続きます。



中学1年生

初めての期末考査。学校のテストがどんなものか、中間考査でわかったことが、期末でさらに痛感されることかと思います。科目も多く、範囲は広く、満点を取ることは容易ではありません。

お子様の成績の把握は、点数そのものではなく、平均点に比してどの程度か、また、順位が上がったのか、下がったのかを見てあげてくださると良いです。

また、期末考査後、通知表が渡され、各科目「5」段階の内申点が記載されます。

この点をいかに上げるか。それが中3の2学期まで続く、長い戦いとなるとご理解ください。

なお、「1」は落第点と言ってもよいので、決して取ってはいけません。「2」は平均的ですが、あまり得意ではなくできることが少ない。「3」は平均的だが、できることが多い。「4」は大変良い。得意科目と言って良い。「5」は非の打ち所がない。パーフェクト。

大体このような印象です。高校入試では、内申の合計点で評価されます。

(得意科目を「5」に……、という意識も良いですが、苦手科目がおろそかになると勿体ない。なので、「3」または「4」を増やし、全体的に上げていく、と意識する方が効率的です)


国語……

 語彙力のトレーニング、文章読解、月1の作文練習。

 語彙力トレーニングを解く速度・正確性が明らかに上がってきています。

さまざまな文章を読み、「作者(登場人物)が言わんとしていること」が、はっきりと書かれていない中でこそ明確にとらえること、にこだわっています。


数学……

一次方程式まで先取りが完了し、この範囲での難問・難分野を中心に取り組みました。

期末考査後、ふたたび先取りを開始します。夏期講習までで中1範囲の先取りすべき箇所は終えられる見込みです。まずは「比例・反比例」に取り掛かります。


英語……

 新教材「みんなの英語」からのテストを連発しつつ、テスト対策の文法特訓を行いました。

 覚えることから逃げない生徒がどんどん増えています。

期末考査後、「みんなの英語」を再開。また、教科書の順序に沿って、新文法の先取りを行います。レベル別の英作文も同時並行で再開し、そのまま夏期講習でも続行します。すべて先取りです。


理科社会……

勉強する→テストをする。次は同じミスをしないようによく確認する。

勉強する→テストをする。次は同じミスをしないようによく確認する。・・・・・・

これを繰り返し行うことが勉強の本質です。授業ではこの繰り返しで得点上昇をより強固なものにすることを目指しています。

期末考査後、理科の先送りを「化学」から再開します。面白い範囲が続くので、夏休みまで、あえてスピード感をもって先取りを進ませ、一旦は広い分野を理解していただき、次学ぶときは二回目、となることを目指します。




中学2年生

中2のこの時期、よくあるのは「学校に対して斜に構える」「学校に対してやけに批判的になる」ということです。学校生活の馴れと、精神的な成長とがミックスされ、真正面から立ち向かうことから逃げる、あるいは、その口実探しに躍起になる、ということが多くなりがちです。困ったものですが、理屈っぽくなることは、成長の副作用でもあるようですから、ある程度は仕方ないのかもしれません。

しかし、この時期、この成長期に狙い澄ましたかのように、勉強の難しさはぐんぐん増していきます。

難しさ、というのは、段取りの複雑さです。これまで、答えを出すまでに、手順が多くて2、3個であったことが、4個、5個、6個……と増えていきます。ゆえに、差はさらに開きやすい時期です。

これは特に数学、英語、理科に顕著で、この度合いは入試まで増していく一方となります。

先取りとおさらいの連続で、差をつけられる側ではなく、差をつける側に立っていただきます。

国語……

受講生がいらっしゃいませんので報告はございません。


数学……

 ひたすらにテスト対策となりました。粘って考えられなければ、正答にたどり着けません。段取りをこなすべく、集中し、正答にたどり着く生徒が増えています。

 期末考査後、難関である「一次関数」「図形の証明」へと進め、夏期講習では定着度を上げます。差をつけるチャンスです。


英語……

 新教材「みんなの英語」によるテストの連発と、文法の先取りを進めていました。

 期末考査後、テスト対策で停止していた「みんなの英語」の再開と、新たな文法への先取り、そしておさらいの連続を進めてまいります。複雑化しますが、何度も何度も解くことで、馴れていただきます。


理科社会……

受講生がいらっしゃいませんので報告はございません。

が、中学理科で、最も難しい、ともいえる分野が、理科では続く予定です。(物理「電気」、地学「気象」)

受講をスタートするのに最適なタイミングが迫っています。ご検討中の方は、ご相談ください。




中学3年生 

受験生らしくなってきました。私の授業も、ついついヒートアップしてしまいます。

当塾では基本的には振替授業をしていません。それはもし都合が悪いからといって、振替授業で同内容を頭に入れたとしても、それは元の授業とはまったく別のものとなってしまうことが大いにあります。

気合十分の生徒たちが目をらんらんと輝かせて、鼻息荒く前に向かっている中で受ける授業と、周りに誰もいない状態で、解説をきくだけの授業とでは、その体験の濃度・密度が違います。当塾が集団授業たるゆえんである、全員参加で生まれるビート感。「入試? 向かうところだ!」という気合は、そういうところにも要素があるはずです。

また、高校見学の機会も増えてきました。ぜひ、できるだけ多くの高校を実際に見てみることをおすすめいたします。

そして、どこの高校を選択肢とするか、の指標となるものが、内申点と、模試です。

7月16日(土曜日)開催の塾内模試で、まずは現在の立ち位置を知っていただければと思います。

また、志望校選定に関して、ご質問等は随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。


国語……

文章読解メイン。作文は入試の形式にだんだんと似せたものを課していきます。

難しい文章を多く読んでいます。深い読みを要求されることが増えてきます。

ゆっくりでもいいので、段落ごと、作者は何を伝えようとしているのか、整理しながら読む、くせづけを促してまいります。

この科目を受講後、ぐんぐんと読解力を増す生徒さんが複数いらっしゃいます。


数学……

 飽きるほどに解いてきた問題が、今度の期末考査の範囲となっています。各自、万全を期して臨めているはずです。

 期末考査後、「計算の王」ともいえる「二次方程式」へと進みます。いままで小・中とやってきた計算はすべてこの「二次方程式」へと繋がっています。なかなかの難度ですが、入試でも必須ですので、全員理解を目指します。

ちょうどこの「二次方程式」をクリアする頃、夏期講習へと突入する見込みです。


英語……

 新教材「みんなの英語」のテスト連発と、現在完了形の特訓を行ってきました。

 期末考査後は、長文読解に集中します。正確さとスピードを求めます。ご購入いただいた教材を手に、ノルマを与え、長文を日常的にどんどん和訳していただきます。各個人の進み具合は、表に貼り出します。これは授業時間外でも取り組んでいただけるもので、互い競いながら、入試前日まで続けていただきます。

 夏期講習では、これにリスニング対策も加え、受験対策の色は濃くなります。


理科社会……

中3範囲の網羅は、あとは物理「力学」を残すのみとなっています。

夏期講習までに網羅し、夏期講習では中1・中2で学んだ内容=模試対策へとシフトします。

理科社会は、夏休みの最重要科目と言えます。

勉強量に比例して伸びやすい科目です。夏期講習、大事なことはたくさんありますが、理科社会を最重要と捉えていただくと良いです。


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