本日も、
水元中の生徒は
テスト直前につき
55分×7コマの自習中です。
各コマ、
5分ずつの休憩を挟みます。
たった5分ですから、
ほんの「インターバル」程度。
一息つくか、伸びくらいはして、
という意味の休憩となります。
「休憩終わり。
さあ、再開です。集中じゃー」
鬼教官である私が、こう号令をかける直前、
日頃から仲の良い生徒同士の
こんな仕草が目に留まりました。
「よし、頑張ろう」
そう言って小さくハイタッチ。
各々の机へ。
ふたりはもともと同じ部活。スポーツ系。
ステキな光景でした。
学習はスポーツと似た側面があると思いますが、
「いっしょに頑張ろう!」
という感情は、
まさしくスポーツの精神ですね。
勉強は、苦しい。
苦しいときこそ、友情という連帯感で、支え合う。
いままで
「勉強するのに、友情はむしろ邪魔!」
という考えの私でしたが、
「いや、それ一点張りではない。
良い面もある。」
と気づかされました。
これはとくに、
地獄の夏期講習を経た中3生たち。
べつに、
べったり仲良く・わいわい過ごしている、
というわけでは、もちろんないのですが、
「みんなで上がっていこう」という
連帯感は生まれていることは、ひしひしと感じています。
勉強は、案外、個人戦ばかり、ではないのでしょう。
Comentarios