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執筆者の写真加藤亮太

子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」(感想)


こんにちは。加藤です。


育児・教育本を読みました。




小学生~高校生の子を持つお母さんお父さんには、


かなり刺さる内容、



と思いました。




いや、私にも刺さりました。





とくに


「いくら言っても勉強してくれないで

ゲームかスマホをいじってばっかり!」


「勉強の話をするとすぐ口喧嘩に発展する」


「うちの子は、こんなはずじゃないはず。

もっとできる子だと思っていたのに・・・」


「育児本なんかで解決する気が全くしない。

それほど、うちはヒドイ」


「毎日叱っているが、何の変化もなく、

むしろ悪くなる一方」




以上の言葉に


「これ、うちです」


と、ピンと来る方、



少なくないと思います。




必読の内容、となっているかもしれません。





著者の提唱する5原則。


それぞれの原則がなぜ重要か、


そして、なぜ子育ての基本となるのか、





本書では、


実際の悩み相談に答える、


という論法で進むので、



具体的で

大変わかりやすく、


腑に落ちること多くありました。




この5原則を踏まえて、

筆者が言っていることは、



叱るだけで子どもを変えようなんて無理。

無理だからやめなさい。


というか、


変わるべきなのは、親!



ということです。




そうだなあ。





痛いが、





本当にそうだようなあ、、





刺さりました。





第1原則にあるように、


わが子は親の分身、なわけないし、




第2原則にあるように、


子が親の思い通りにいくと思ったら大間違いだし、




第3原則にあるように、


わが子に長所がない、のではなく

それは親が見つけてあげられていないだけだろうし、





我々親こそが


変わらねば。




ということを、

しみじみと思い至ったのでした。







とくに刺さりまくったのが、



子どもの長所を見つけるとき、




相対的な評価で探すのではなく、


「絶対的長所」を探そう、





ということ。




数学も英語も国語も理科も社会も



ぜんぶ順位が低いかもしれない。




そうなったら、


「うちの子は長所がない」



と、なってしまいがちですが


それは相対的評価。



他の人と比べて、成績は低い、

ということ。



そうではなく、


たとえば


「記憶が得意」

「話すのが得意」

「話を聞くことが得意」

「書くのが得意」

「読むのが得意」

「絵を描くのが得意」

「観察が得意」

「仲良くすることが得意」

「人に教えるのが得意」


・・・


これを、他人と比べるのではなく、


その子の中で最も得意なもの、


を探してあげる、



そして、褒めて、伸ばしてあげる。


それが親の役目。





親は教師になるな、


親は親であれ。







なるほど。。。





そんな素晴らしい親のもとでなら、


その子は救われるだろうなあ。






たいへん勉強になりました。





※塾生の保護者様へ無料で貸出いたします。



おススメ度 ★★★★☆ (5点中4点)

読了時間 1時間半ほど




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