こんにちは。
朝、夫たちは、妻たちに見送られ、仕事へ。
妻たちは、パートへ。
昼、夫たちが食事をしに来ると、そこには妻たちが迎える。
そこはファミレス。
夫たちと妻たちの、邂逅。
双方しょせん、見知らぬ夫婦だが、各自の家庭がある。当たり前のように。
そして、ふたたび職場へと送り出されるのだ。当たり前のように。
日本経済の原動力は夫婦という話・・・?
いや、財布に、
めぐりめぐって一週間前と全く同じ硬貨が入ったとしても、その奇跡を、我々は気づかないまま。
ただ一つ、たしかにわかること、それは、我々は、年をとる。
そんな当たり前の瞬間にある何かを、10年間ほど考えて痩せたり太ったり屁をこいたりしている、塾長・加藤です。
さて、自習室利用にあたり、
仲良しこよし、の間柄のふたりが、
隣り合って座ること、
それらを全力で切り離すことを、
私の重大なる仕事としています。
「仲良きことは美しきかな」
むろん、それは承知の上で、残酷に切り離しています。
もしかしたら、これは授業より大事な仕事かもしれない、
とすら思っています。
(基本的に、授業=知識のインプットは学校で。
私の塾は、ただただ、勉強=自習=アウトプットする場です)
友人同士を引き離すには理由があります。
勉強を教え合う、なんて、教える側からしたら時間の無駄づかい。
隣に好きな友達がいると、どうしても楽しくなっちゃう。
勉強の合間にいっしょに休憩しちゃうと、勉強に戻れない。
1.→質問は私へ。
2.→その「楽しさ」は勉強中は不要。
3.→いっしょに休憩したらぜったいに戻れなくなる。なぜなら、勉強はつらく、きびしいものだから。
とくに中3生にわかっていてもらいたいことは、
タイトルにあるように、
「友情は一生、受験は一瞬」
ということです。
受験なんて、人生の通過点にすぎません。
高校に入って、そこでようやく、次の進路へのスタートラインに立つ。
友情は、だいじょうぶです。
大好きな子と、いまは遊べなくても、
その友情は一生続きますよ。
私も小学校の友達と会って、
時折、子供みたいにはしゃいだりします。
ご両親にも聞いてみてください。
今ずるずるべったり、
「本当は勉強しなきゃいけないのはわかっているけど、
でも、一緒にいると楽しいし、もう卒業まで半年だし、
少し遊ぼう。家に帰ったら勉強しよう」
→しかし果たして家に帰ってからどれほど勉強ができるか?
これでもいいのかもしれない。
これも、その子の人生ですから。
ただ、志望校は上げられないでしょう。
このとき、
「今日も勉強、頑張ろう。
友達と遊びたいけど、行きたい高校に入りたい。
それから遊べばいい」
→そうと決めたら、最低3時間は自習できる。
こう思えるかどうか。
わずかな時間の自習時間にこだわれるかどうか。
入試は1科目、たったの、50分です。
1日のうち、50分区切って×3回、集中しましょう。
遊ぶな、なんてきつすぎるので、
メリハリをつければいい。
自分を甘やかすのは、土曜にどうぞ。
あるいは、自習室から帰ってからのご家庭で。
平日は、
サボりたい自分を倒して、
強い自分で向かっていけ、
きっと今日サボった自分は落ちる。
今日サボらなかった自分は受かる。
そう生徒には伝えております。
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