こんにちは。カトウ塾の加藤です。
小学生の新たな学習指導要領に対応した教科書が選定され、昨日26日に発表となりました。これは2020年度、つまり来年度からの導入が決まっていることです。
↓クリックで記事へ飛びます。
以前から言われていましたが、強化されるのが、英語教育です。
現状、小5・6は「外国語活動」という名の、「聞く・話す」程度のこと、つまり英会話で英語に慣れることを目的に学習してきましたが、
これが小3・4に前倒しされます。つまり、小5になったころには「英語に慣れた」状態を求められます。
小5・6は、その分やはり進み、科目も「外国語」となります。
これは公立中学での呼び名と同じです。
内容は、文法のようです。「聞く・話す」だけでなく、「読む・書く」が求められ、単語は600~800個覚える必要が出るようです。
現状中1で習っていることを、小5・6に前倒しする、ということです。
他科目では、
社会では、毎度おなじみ、国家観をどう教えるか、といった話題と、
また、プログラミングが必修となり、全科目でIT技術を使った授業になる、ということがありました。
今回の検定結果を受け、やはり大きいのは英語です。
これでいわゆる英語力がつくのか、ネイティブスピーカーばりにペラペラになるのか、外国人とのコミュニケーション能力が上がるのか、という視点はさておき、私がここで注目したいのが、小5から文法を学ぶ、という点です。「聞く・話す」の英会話強化ではなく、よりお堅い文法に踏み込む、という点。
三人称単数現在形に対応し、時制の変化(現在形~過去形)を理解する、
そこまで求められるということ。
これは、どういうことか。
結局、「理屈で考えられる頭」「まず理屈で考えるくせ」、これを育てようということです。「読む・書く」とは、そういうことです。
「英語」という多言語学習は、英語ペラペラ~、になることが目的というより、むしろ手段としての目論見が大きいかと思います。
「英語」を学ぶことを通して、国際的な感覚を身につけつつも、さらにあらゆる分野の物事に際しても、分析的に解釈し、対応することができる人となるように、ということでしょう。「プログラミング」なんて、まさにそれです。
当塾には、小5からの養成クラスがございます。
この養成、というのは、
「中学生のための塾」である当塾にとって、
最強の中学生を養成する=志望高校のレベルを上げられる生徒を養成する、
という意味です。
中学では理屈で分析し解答することが要求されます。それは点数化され、それが各自の進路に影響します。(感性とは理屈のあとについてくるものでしょう。)
なので、当塾では「まず理屈で考えるくせをつける」授業となります。
今回の学習指導要領の改訂による、学習範囲の拡充に備えるためにも、
英語・算数セットの授業で、「きちんと理屈で考える頭脳」を養い、群雄割拠の中学生活への準備を整えることをおすすめします。
カトウ塾 中学生のための学習塾
葛飾区東水元5−4−20 ハイツセザンヌ101
Tel 03-6875-2942
Commenti