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  • 執筆者の写真加藤亮太

「スマホ欲しい」小学生

こんにちは。塾長の加藤です。



小学生に


「スマホ、欲しい?」


と聞いてみたら、





「欲しい」

「すぐにでも欲しい」


と。


まあ、そうでしょう。


どうやらすでに持ってる同級生もいるようで。




スマホは私も使っている。


とても便利かもしれない。



だけど、




中学になると




「勉強しなさい!」



これは、

今の10倍は言われる。


大人になったら、

そんなこと、

全く、言われないのに。





・・・



・・・




ある日の夕飯の後、


部屋でスマホゲームをやっていると



「宿題やったの?」


「中間テスト大丈夫?」


「いつ勉強するの?」




お母さんから飛んでくる

小言の数々。





お母さんは


どんどん不機嫌になっていく。




「いい加減にしないとまた取り上げるよ」



「これクリアしてから!」



「それが、10分が30分となり、30分が1時間となり・・・」



「ったく、うるさいなあ」



「親に向かって、『うるさい』とは何よ!」



「今の口のきき方はよくない」




おっと、

ついにお父さんまで参戦。




「はいはい、わかったよ」



「その態度はなんだ!」




家の中に、いや~な気分が漂う。



これが毎晩続いている。




でも、





そんなお母さん・お父さんも


スマホをいじりながら


横目で言っているのであった・・・






がーん・・・




・・・





これが我々大人が

導き出してしまった、現実。





スマホは、

一休さんで言うところの、


和尚さんが隠れて食べていた水あめであって、



瞬間の「幸福感」を与えてくれるかもしれないが、

それはに脳への情報流入による「快楽」


であって、


「罪悪感」まじりの「快楽」に、


「健康な」幸福が、

あるはずはない。




かくいう私も


バリバリのスマホユーザーで、

しかも

ラインもインスタもツイッターも、

この塾は発信してしまっているのだから、


毒されている私。


子どもたちに対して


恥ずかしい。

申し訳ない。





ただ、私が、なんとか踏ん張っているのは、



・スマホ利用はリビングに限る、


・ゲームアプリは入れない、


・子供と二人きりの時は使わない、



というこの3点。

これだけは守っていきたい。


果たして実行し切れているのか、

反省点、ありますが。






とあるご家庭では、



「自分のスマホは持っていないけど、


アイパッドが1台、リビングにあって、

それは子供たち(兄弟)で共用で使っている。


リビング以外へは持ち出し禁止です。


お母さんにラインで連絡したいときは、

それを使います」





これはナイスアイデア!



その手があったか。



連絡手段としては、

大変優れているわけですからね。





とにかく、


スマホという装置は、


勉強、という

「非常にめんどうなこと」

に立ち向かう子供たちにとって


それを妨げる誘惑・害悪となるにちがいないので、



成績上げたいのなら、


ぜったいにオススメしません。





もし持ってしまうと、



そこから始まるのは、試練の連続。



自分は

誘惑に勝てるのか、


意志の固さを

試し続けることになります。




「勉強中、友達からのラインを見ないでいられる?」


「リビングのみ使用守れる?」


「一日1時間使用守れる?」


「ゲームアプリ消せる?」



・・・



そんな膨大な試練を自分に課しては、


毎日無駄にくたびれますよ。





大人でさえ、

それを我慢できていない、


まるでスマホゾンビになっているのだから、



まだ意思決定力の低い子供たちにとっては、


言わずもがな、でしょう。



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