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カトウ塾だより 2025年6月20日版

  • 執筆者の写真: 加藤亮太
    加藤亮太
  • 6月30日
  • 読了時間: 6分

塾生保護者さまへお渡ししている「カトウ塾だより」を共有します。




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塾生保護者さま各位

カトウ塾 加藤亮太

月一発行

カトウ塾だより 2025年6月20日版





今月のトピック



☆テスト対策期間中の、あんなこと、こんなこと


 現在、絶賛「テスト対策期間」中。そんな期間だからこそ当塾で起きている、あんなことやこんなことをご紹介します。

 


誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰る


早く来た子は、こちらは自動的に「前倒し」と判断します。その日の規定時間をクリアできる終了時間を、ホワイトボードに掲示します。

が、その時間を過ぎても帰らずに勉強していく生徒がいます。それが、中1でも少なくはありません。部活の後でも、4時間、5時間とやっていく子がいます。自分の納得がいくまで勉強したい、ということでしょう。勉強の本質的なたのしさを感じているはずです。(タブレット教材のようなゲーム的な刺激のある、甘やかしの楽しさではなく)

もちろん、効率的に勉強できることなら、それも正義です。規定の時間後、お帰りになれるのなら、それはそれで素晴らしい。きっちり時間どおりの子でも、なかなかの長時間勉強ができているので、まったく非難するべきことはありません。



○ 休み時間の過ごし方は、多種多様


「50分勉強+10分休み」を1セットとするテスト対策。休み時間が始まると、塾内はたちまちカオスと化します。ホールで友達との談笑に興じる子もいれば、机で突っ伏してしばし目を閉じる子もいます。ほかにも、トイレへ行く子、手元で絵を描く子、持参した軽食を食べる子、いまだ勉強し続ける子。…… 50分と50分の隙間の、その10分は黄金のようです。目障りにならないよう、私は忍術を使って気配を消します。

スタートの合図のチャイムが鳴ると、いなかったはずの塾長がぬっと現れ「再開だよ~ん」や「すたーてぃん」などと、間抜けな音声をスピーカーを通して発します。誰も笑う者はいません。全員一様に、机にひたと向かうのを確認しています。

 


「50分、頑張ろうな」「うん、頑張ろう」


勉強ができる子にさせるための方策として、教育経済学者の中室牧子氏が「チームを組んで勉強させる」ということを挙げていました。仲間との間に「社会的プレッシャー」が生じることでの生産性の向上が期待されるのです。「社会的プレッシャー」とは、組織内で生じる共感、忠誠心、罪悪感のこと。

それが当塾でも見られます。

上記の「50分、頑張ろうな」「うん、頑張ろう」という言葉。これは私が言ったのではありません。

休み時間の終了の間際、あちこちへ移動していた生徒が自席へ戻る姿があちこちにあるのですが、生徒たちの中から聞こえてきたのです。

みんなで努力するからこそ、一人一人が頑張れる。社会的プレッシャーの効果を得て、勉強への集中力はさらに増しているようです。

 



☆中3生徒との2回目「作戦会議」、7末~8月下旬に実施予定


夏休みの初め頃までに、学校から1学期の通知表が配布され、1学期時点での5段階評価が定まります。

 この評定(内申点)をもとに、現時点での「相応校」「挑戦校」「安全校」を推定します。そして、「挑戦校」を志望校にすべく、2学期ではどれだけの内申点が欲しいか、未来の点数をいっしょにはじき出します。

 初回は1学期の直前期でした。

 2回目は夏期講習の直前に行い、学校の内申点アップへ意識を上げていきます。

 自分をできるだけ客観できる視点をもち、戦略的に取り組んでいくことで、「理性」を獲得していただきます。そして、「腑に落ちた状態」での勉強を期待します。




 

☆夏期講習のお申込みをスタートします


夏期講習のお申込みをスタートいたしました。詳しくは別紙の資料をご覧ください。

受験をする中3生徒にとって、最重要な時期の到来です。基本的には部活も引退し、時間が有り余るこの絶好のチャンス。

受験生の夏は、ひと言で言うと「地獄」です。いや、「地獄にしなければ」効果は上がりません。「地獄」を通り抜けてこそ、強くなれます。そして、じつは案外、楽しめるはずです。 そんな「地獄」の夏を超えると、生徒たちには「同じ釜の飯を食う」という言葉が意味することに似た、戦友のような雰囲気が生まれます。また、「自分はあの地獄の日々を超えたんだ」と、共通に認識していただきます。(よってこれ以降欠員があっても中3塾生の募集再開は基本的にはしません)

当塾在籍の中3生徒の共通の記憶として、「あの夏があったからこそ、頑張れる」「あの夏を超えたのだから、自分にはできる」……いずれそう思えることは一つの宝だと思います。影響力のある夏とします。さらにパワーアップする夏とします。

 

中1・中2生徒におきましては、「中学の夏休みは、部活と勉強、同じくらいたくさんする、それが当たり前」と思っていただくと良いです。

「休みなのに、むしろ忙しい!」

それくらいが、中学生の青春でしょう。布団に入った瞬間、気絶するように眠れると良いです。

 

お申込みをお待ちしております!

 

 

 

以下、学年別の指導内容のご報告・個人へのご報告が続きます。


 

中学1年生 


国語……

受講者募集中です!

 

数学……

「文字式の計算」まで進んだ先取りをストップし、期末考査対策に終始。テスト形式で、実践的に。

 

英語……

「疑問詞をつかった疑問文」を先取りしつつ、教科書内容の暗記テスト「みん英」を重視。

 覚えることを軽視しない、逃がさない、集中できる環境=塾でこそ覚える……を実践。

 

理科社会……

 期末考査対策に終始。

ふだんは理科がメインのところ、社会も含めてテスト形式で実践的に。

 

 

中学2年生


国語……

語彙力強化・作文特訓・文章読解・読解力アップトレーニング。

様々なタイプの文章を読解しています。また、読解力アップのためのトレーニング教材にも取り組み、理屈で考えられる力・理屈で説明できる力を鍛えました。

 

数学……

「連立方程式の利用」まで進み、期末考査対策に終始。

テスト形式も含めて計算の決定力を鍛えました。

 

英語……

文法はやり切ったので、教科書内容の暗記テスト「みん英」を重視。

 覚えることを軽視しない、逃がさない、集中できる環境=塾でこそ覚える……を実践。 

 

理科社会……

 中2理科ではこれまでよりも覚えることが格段に増えます。覚えた上で、それを活用できるのかが問われるので、何はともあれ、まず覚えることがとても大事です。

 授業時間内でも覚える時間を作り、テスト形式で強い定着を図りました。




中学3年生

 

国語……

語彙力強化・文章読解。

難度の高い、多種多様な文章を読解しています。

 

数学…… 

「平方根」の計算をメインに、期末考査対策に終始。

 テスト形式で、危機感を持っていただきました。

 

英語……

とにかく期末考査で点を上げることを求め、教科書内容の暗記テスト「みん英」を重視。

 覚えることを軽視しない、逃がさない、集中できる環境=塾でこそ覚える……を実践。 

 

理科社会……

講義はストップし、期末考査対策に終始。

 各校予想される試験範囲に絞って、特訓。問題量をこなすことを最重視。

 

 

以下、各生徒対象 保護者様向け 特記事項

(※お子様向けに書いてはいません。お取り扱いにご注意ください)

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