塾生保護者さまへお渡ししている「カトウ塾だより」を共有いたします。
塾生保護者さま各位
カトウ塾 加藤亮太
月一発行
カトウ塾だより 2023年3月20日号
今月のトピック
☆2023年度入学
高校入試が終了しました。
長い戦いは終わり、中3生たちは卒業していきました。
全員、頑張り抜いてくれました。所属する全生徒の入学先が下記の通り、決まりました。
(ブログやチラシ等での公開はいたしません)
どの卒業生たちも、受験が近づくと無我夢中になって頑張っていました。
それだけ、苦しくも楽しい道のりだったと思います。
自分の実力を、良くも悪くもまざまざと実感しながら、切磋琢磨する日々でした。(大人になると、案外このような経験は少なくなるものです。大変貴重な体験かと思います)
そのひたむきな姿を私と、そして、後輩たちも見ています。
「いつ来ても、先輩は勉強に頑張っている」夏休み明けから、そんな風景が当塾にはあったかと思います。本気で頑張る、かっこいい姿がありました。
卒業生へは、新たなる門出をお祝いするとともに、今後の人生、幸多かれ、とお祈り申し上げます。
☆サポート講師を配備
当塾の最初の卒業生に、サポート講師として入っていただいています。
教室も大きくなり、どうしても「手」……というよりも、「目」が、必要な瞬間が増えてきました。
大人の目が行き届く、より集中力の高い環境づくりを狙います。
また、質問対応もいたしますので、学習効率の向上も図っております。
そして、印象を率直に申し上げると「来てくれてよかった!」という感想です。
カトウ塾はあきらかにパワーアップしました。
今後も、変えてはいけないところは変えず、しかし、より強化すべきところは強化してまいります。
☆マスク着用はご自由に
3月13日より、厚生労働省の通達どおり、マスク着用を自由としています。
お子様におかれましては、着けるも自由、着けないも自由です。どちらでもかまいません。
今後も、常時換気・密の防止・手指消毒などは行っていきます。
終息し、元の日常となることを切に願ってやみません。
以下、学年別の指導内容のご報告・個人別のご報告が続きます。
新・中学1年生
中1としての授業が本格スタートしました。
中学は実力主義の世界です。だからこそ楽しいはずです。
集団授業ならではの切磋琢磨の雰囲気で、進められています。
国語……
語彙力強化・文章読解・作文特訓。
新しく学んだボキャブラリーを使っての穴埋めや作文を行っています。じつは文意や文脈の読み取りこそが強化されます。読解力の向上を期待しています。
月1程度でNGワード作文で作文を特訓しつつ、他の日はさまざまなタイプの文章を読解してまいります。
数学……
「正負の数の概念」~「正負の数を使った計算」を行っています。
基本的にここは量が勝負の鍵を握っています。量をこなし、考えるよりも、身につけていくことを目指します。まだスタートしたばかりで、「どうやるんだっけ」という瞬間もありますが、少しヒントを与えると、どんどん解いています。
また、どんどん解けない子も、ときおり質問しながら、じわりじわりと理解を深めています。
目指すは、学校の授業開始までに1学期の内容を網羅してしまうことです。
春期講習以降は、テストを連発します。
英語……
「中1英語激ムズ問題」に対応すべく、特講で勉強の頻度を増強しながら、進めています。
英語は日本語よりもシステマティックな言語です。ルールをおさえ、それに則って組み立てていくことの繰り返しです。スポーツやテーブルゲームにも似ています。まず大切なのは、「be動詞と一般動詞の使い分け」。これこそが英語の土台です。そして、現在、「3単現のs」の理解を深めています。
重要英単語に関しては、春期講習終了までに覚えきれない人は、その後、覚えきるまで補習となる約束です。
理科社会……
中1のはじめに取り組むのは「生物」です。覚えることばかりですが、「特にここは間違いやすい」という急所をおさえつつ、「解くこと」をメインに進めてきた結果、「生物」分野は終了となりました。
この後、「化学」分野がスタートします。
新・中学2年生
各科目ともに複雑化が増していく中2が、スタートしました。
この1年でいかにふるい落とされず、しがみつき、むしろ優位に立つ、ということが、中3生になったときの自分の位置取りに強く関係します。
間延びする1年とならないよう、勉強とそうでないこととのけじめをつけて過ごしましょう。
国語……
語彙力強化・作文特訓・文章読解。
様々なタイプの文章を読解しています。ポイントは、それぞれの文章に書かれていることに興味を持つことができるか、です。問題文、と捉えるのではなく、楽しんでしまえばよい。
そのあとに、「面白い文章」という感想が生まれたり、「くだらない文章」という感想だって、生まれるかもしれません。
そうなったらしめたものです。批評眼を持った証拠です。
毎回、文章を読んだ後に私が私なりに解釈を少し話すのですが、そこに乗ってくるような雰囲気が生まれつつあります。今後も促してまいります。
数学……
1学期は計算がつづきます。
まずは基本的な計算からスタートし、そして、現在取り組んでいるのが「連立方程式」です。
中2数学の、最初のメインディッシュです。必ずやモノにしていただきます。
春期講習の数学は「連立方程式」一色に染める予定です。身に染みて分かるよう、手を尽くします。
英語……
複雑な文法が次々と襲い掛かってきます。
未来形を軽くいなしたところで、現在取り組んでいるのが「接続詞」。日本語の時点での言語理解もかかわってきます。英語が得意だった人でも、戸惑うこともある範囲です。
この後、「to 不定詞」「さまざまな助動詞」と続きますが、まずは接続詞をみっちり重点的に勉強し、深い理解を目指します。ここを理解できた人は、この後、強いです。
理科社会……
理科の「地学」も終わりが見えてきました。春期講習後は、中1地学のまとめをした後、どんどん中2範囲を進めてまいります。
単なる暗記科目ではなく、複雑化が増していく一方となります。
新・中学3年生
ついに最高学年となりました。勝負の年がスタートしました。
とにかく、夏休みまでは内申を上げることだけを重視していただきます。
目の色が変わってきた子がちらほらいます。変な言い方ですが、目の色は、変えたもの勝ちです。
勉強にフライングというものはありません。徐々に自分が優位に立つことを考えて、過ごしていてくださればと思います。自分本位こそ、のちの自分を助けることになります。
まずは1学期の定期テスト、取りに行きましょう。もちろん過去最高点を。
国語……
語彙力強化・文章読解。
ボキャブラリー強化、という体裁ですが、読解力強化を目論んで、さまざまな重要な言葉を学んでいます。また、文章読解も、よりレベルの高い理解を問われる問題にあたり、多種多様に読解しています。
夏期講習から始まる入試問題対策への序章となります。
数学……
1学期は計算が続きます。中学計算の王様である「二次方程式」に向かって、ひたひたと進んでおります。
できるだけ定期テストで高得点を取るために、また、夏期講習を充実したものとするために(つまり、たくさんの受験対策問題を解けるようにするために)効果的に先取りを進めてまいります。
英語……
新しい時制「現在完了形」を進めていますが、ここから難しい文法がたくさん待ち受けています。
とくに、「分詞」「関係代名詞」は難しく、そして重要です。
しかし、関係代名詞まで理解ができてしまえば、入試レベルの長文を読むことができるようになります。
皆さんの定着度をみながら、できるだけ早くその状態となることを目指します。
理科社会……
中3理科範囲は、理屈の難しい内容が連続します。が、そのぶんおもしろい、とも言えます。
現在、「化学」である「イオン」について進めています。春期講習では、その次の分野である「生物」での「遺伝」を終え、さらに「物理」の「力学」へ入ることができる予定です。
できるだけ早く、中3範囲を網羅し、大いにおさらいすることを目論んでいます。
Comments