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執筆者の写真加藤亮太

カトウ塾だより 2022年12月20日版

塾生保護者さまへお渡ししている「カトウ塾だより」を共有いたします。





塾生保護者さま各位

カトウ塾 加藤亮太


月一発行

カトウ塾だより 2022年12月20日号 





今月のトピック


☆冬期講習は、12月26日(月)から


 冬期講習の季節がやってきました。

 中3生徒は、受験へ向けて追い込みとなります。勉強漬けの日々を過ごし、実力をさらに強固に、確実なものにしていただきます。

ほぼ毎週の「テスト会」や「Vもぎ」など、日頃の努力の成果を試す模擬テストがあり、自分の立ち位置を一歩一歩、確認しながら、入試に突入していくこととなります。まだ上がります。まだ上を見ましょう。試験当日のゴールテープを最大速力で駆け抜けるためには、「維持」や「これでいい」という言葉は2月21日の試験の帰り道までは禁句です。人生で何度かある、本気の勝負の時。そのときを迎えようとしているお子様を、応援していきたいと思います。

中1・中2生徒は、すでに先取りを進めている学習範囲を、さらにおし進め、学年末考査の範囲はすべて完了する予定です。

数学では、中1は「資料」、中2は「確率」という、今までの学習とはまた毛色の違う分野が待ち受けています。そして、どちらも、短期集中型の学習に向いています。すぐに馴れることができますし、馴れてしまえば簡単、と思えるはずです。その範囲ばかりをメインとする予定です。(なお、どちらも高校入試には必ず出ます)

 また、中1にとっては、英語が試練の時を迎えています。学年末考査の範囲には「一般動詞の過去形」「BE動詞の過去帰依」「現在進行形」「過去進行形」「to不定詞」……などなど、大量の重要文法が詰め込まれます。肝心なのは使い分けです。どいう状況でどの文法を使わければならないのか。しょせんパターンに過ぎないのですが、そのことを把握できるようになれば、大丈夫です。講習中、大量に反復学習します。

 

☆新しい教室での日々

 新しい教室に来てから2週間が経ちました。前の教室との変わり様に、生徒の皆さんは驚かれたかもしれません。私も、驚きました。自ら設計に携わっておいて、驚きました。

 しかし意識しているのは、「できるだけ変えない」ということです。どんなに便利になっても、いくら環境が変わっても、「カトウ塾はやっぱりカトウ塾」、その芯となる部分はぶれないよう、気を付けています。

 この2週間を経て、ようやく驚くことも少なくなり、馴れて、落ち着きを取り戻してまいりましたので、新しい教室になって、気づいたこと、工夫したことを列挙いたします。


  • 教室が広すぎて、音が響きすぎる。マイクとスピーカーを導入。結果、授業のしやすさ倍増。


  • マイクを導入した結果、教材を片手にホワイトボードに書きながらマイクで話す……、ということが困難に。そこで、教材を楽譜スタンドに置く、または、ホワイトボードに磁石で留める、という技を開発。磁石って便利!


  • 床暖房が効果的、すぎる。強さは9段階。授業初日、どんなものだろう、と「3」に設定し、1時間程。生徒たちの顔が皆一様に赤い。のぼせてしまった様子。「2」で始めて、途中で「1」に切り替えると、ちょうどいい。教室のエアコンの暖房設定はほとんど使ったことがありません。(常時「送風モード」で空気を回しています)


  • 生徒からの質問が増えた。広いおかげで、他人の目が気にならない効果? 前の教室では、あまりに互いの距離が近かった。解放感とともに、学力もアップすることを期待する。


  • オープンにかかる時間は、前の倍。約1時間。机の水拭きから始まり、加湿器の水補充、ホワイトボード水拭き、掃除機がけ、トイレ掃除、植栽の水やりにて終了。……歌いながら、時にはモーツァルト、時にはヒップホップを流しながら。優雅で心地良い運動になっています。


  • 猫によるフン問題発生。監視カメラにも猫ちゃんの侵入を確認。さっそく、ネットショッピング。猫のいやがるニオイを放つ、という特別な砂を購入。自転車置き場を中心に、撒く。翌日、生徒による目撃情報。猫はその砂の上で気持ちよさそうに寝そべっていた様子。たたかいは続く。


  • 新築祝いにといただいたお花や観葉植物で、緑の彩りが、教室やホールのそこかしこに。無機質だった教室は、みるみるうちに生き生きと活気づいてきました。 皆様のおかげです。


  • 入塾して日が浅い生徒に、「塾に入ってどう? 率直に感想を言うとしたら」と尋ねてみた。すると、ひとこと、即答。「楽しい!」と。この答えのためにやっていこう、と新たに決意した。新築と関係があるのかはわからない。が、生徒にとって、「勉強しに来るのが楽しい」ということは、理想であり、当塾の目指すところ。



以下、学年別の指導内容のご報告・個人別のご報告が続きます。


中学1年生

国語……

文章読解・作文特訓。

様々な文章に触れ、読み込む、貴重な機会としています。

NGワードを設定した作文特訓も続けています。一つの話題について深く書くことができる生徒が増えてきました。


数学……

すでに学年末考査を意識し、特に差がつきやすい分野である「おうぎ形」「体積」「表面積」を、テストも含めて大量に解きながら進めています。

冬期講習では短期集中で「資料」へ入り、定着し次第「おうぎ形」「体積」「表面積」に戻ります。


英語……

 中1英語後半は百鬼夜行。大量の重要文法が入れ替わり立ち代わり襲い掛かってきますが、入れ替わり立ち代わり学ぶからわかりづらいのであって、できるだけまとめて頭に入れてもらっています。

 これは、頂上まであと何メートルかわからない登山は、不安でいっぱいなのに対し、頂上から下る登山が快適なのと同様。まずは頂上に立っていただき、あとは下ってもらうのみです。

 中1が学ぶべき重要文法はひと通りクリアしたので、ここから定着を図ります。

 また、不規則変化動詞表をテストしています。冬期講習最終日までに終わらない人は、以降、覚えきるまで授業日以外も来てもらいます。今後のためにとても重要なので、確実に覚えていただきます。

理科社会……

 中1で学ぶ理科範囲はひととおり終わったので、再度、学年末考査のメインとなる「物理」から反復学習しています。先取りと反復で万全を期します。



中学2年生

国語……

語彙力強化・作文特訓・文章読解を行っています。

ひとつのトピックを落ち着いて語れるよう、拡大し、深掘りする、自己への洞察力とともに忍耐も必要とする作業が作文です。楽しく、クリエイティブに、取り組めています。

難しい文章にも、触れられる、良い機会ともなっています。


数学……

 証明問題は、2タイプあります。空欄補充形式と、まっさらな状態から自力で証明する形式との2つです。

空欄補充のために使う能力は、じつは、まったく頭の良くなるものではありません。周りにただなんとなく合わせて書き込むだけで正解してしまいます。試行錯誤の面白さや達成感もなく、「なぜこんな問題を解かなければいけないのだろう」という気分で、なんとなく、過ぎてしまいます。学校の定期テストではこういう形式も出ます。が、もちろん、これは入試には出ません。これは当塾では扱わないことにします。

まっさらな状態で、自力で証明しきることができるに越したことはありません。なんと現在、当塾の全生徒が成し遂げています。毎週そのことに驚きつつ教えています。これができて、空欄補充形式を解けない、ということはないので、とても素晴らしい仕上がり具合です。今後も強化していきます。

 冬期講習では、まったく違う分野である「確率」を先取りします。


英語……

 難しい文法である「比較」と「受け身」の英作文や問題を、大量に行っています。

 受け身の際に必要となる過去分詞の不規則変化については、テスト形式で覚えてもらっています。これが

冬期講習最終日までに終わらない生徒は、講習後、覚えきるまで補習となります。

 今後の英語を進めるにあたってとても重要な不規則変化は漏れなく覚えてもらいます。とある中学では、すべて覚えていさえすれば、中3の1学期で好成績は確実となります。


理科社会……

難分野である「電気」をすべて終えることができました。今後は理解を深めるため、たくさんの問題に触れていただきつつ、社会も進めてまいります。学年末考査に万全を期します。目指すは、「いつ受けても高得点を取れる」状態です。


中学3年生 


全科目……

 2月21日まで、残り60日。2か月を切りました。見切るのはまだ早く、上げていきたい時期です。

過去問、予想問題等、実践的な問題を解き、各自の偏差値を出しています。

 また、当塾の「入試テスト会」が始まりました。厳しく実力が問われる日々です。現実を突きつけられる日々です。だからこそ、面白いはずです。そして、火事場の馬鹿力の集中力が極まるところです。

入試の最後の1秒の、最後の最後まであきらめず、駆け抜けてもらいます。

「面倒、億劫と思うものから、先に手をつけよう」がスローガンです。得点アップの秘訣となります。

 冬期講習後より、毎日の「受験生自習」は最低3時間以上とします。これは受験前日まで続きます。


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