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  • 執筆者の写真加藤亮太

カトウ塾だより 2022年9月20日版

塾生保護者さまへお渡ししている「カトウ塾だより」を共有いたします。





塾生保護者さま各位

カトウ塾 加藤亮太


月一発行

カトウ塾だより 2022年9月20日号 




今月のトピック


☆集中力、凄い

 テスト勉強、皆さんの集中力の凄さに舌を巻いています。保護者の皆様にお見せできないのが残念な程。

 4時間、ほぼぶっ通しで勉強できる、そんな生徒さんばかりです。(今回途中から、お菓子を食べながらの勉強を禁止したことも功を奏しているようです)

 テスト対策中の、「強制自習」。この言葉、考えてみれば変な言葉です。「自習」というのは「自らする学習」のはずですが、それが「強制」される……しかし、そうでもないと人間、楽しくはないことに長時間取り組むのは不可能……その考えからこしらえた言葉です。

 心理的な効果も感じます。「ちょっとこわそうな誰かさん(=加藤)によって、私語や娯楽を禁止された状態で、絶対に勉強しないといけない。時間はきっちりと決められている。しかも、前後左右の誰しもがガンガンやっている」という過酷な状況のほうが、「腹をくくりやすい」「勉強をやるより仕方がない、と諦めがつく」ということはあるようです。時間内は納得して、勉強している様子です。

(ご自宅で、お母さまやお父さまが「勉強しなさい」と言っても効果がないのは、一番の原因は「自分の親」だからでしょう。子供は、親に対しては全力で甘えたいので、聞く耳を持ちません)

 しかし、今回のテスト対策期間中、皆さん、ガーッと集中しています。もはや「腹をくくる儀式」めいた、「やれやれ、やるか」といった雰囲気はなく、ごく当たり前のことのように机に向かう姿があります。

 中には、規定時間を超えて勉強する子もいます。また、誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰る、そんなことができる子がいます。(もちろんその子たちは学年上位者。努力の末の地位であることは明らかです)

 そんな皆さんを見る私の目は、「監視の目」ではなく、気づけば「惚れ惚れと見守る目」になっています。

 ご家庭での応援のおかげである面も、大いにあります。キツイ日々を頑張っているお子様を、しっかり支えてくださっていることを実感しています。ありがとうございます。

 皆さんに成果が出ることを期待します。成果こそ、頑張った自分への最大のご褒美でしょう。


☆偏差値に見る夏期講習の成果

 中3の夏期講習は、ひと言で、地獄。ですが、地獄を見た人にはそのぶん、収穫があります。その収穫は、まずは、模試の結果にあらわれます。

 夏期講習前のこと。7月、塾内模試を行いました。偏差値50を超える人がたったの1名という結果でした。しかし、これは想定内です。対策をする前は、こんなものなのです。自分の実力の無さに叩きのめされるべきなのです。この経験が大事です。

そして、地獄の夏期講習を経て、どう変わったか。8月末や9月の模試でどう伸びたか。

 結果、全員の偏差値が上がり、そして、5教科の偏差値は、平均して7点ものアップとなりました。稀に見る、素晴らしいアップ率です。(最高値は17点アップ。偏差値の話とは思えないほどの上昇……!)

 現在は、定期テストでいかに点を獲り、いかに内申点を上げられるかに全力を傾けています。

 内申点が確定する12月頃、ふたたび受験モードとなり、2月の一般入試へ向かっていきます。

 中3生にとって、正念場の二学期。あれだけ頑張った、という夏期講習での日々が、背中を押してくれているはずです。




以下、学年別の指導内容のご報告・個人別のご報告が続きます。




中学1年生


国語……

語彙力のトレーニング、文章読解。

7月以来の久しぶりの国語でした。が、すぐにテスト対策となりました。

難しい文章を読んで、かなり面食らった様子でした。(文意を正しく読めた人は一人もいませんでした)

テスト後、読解力の復活を図ります。復活、強化します。


数学……

中間考査の範囲をおさらいし、テスト対策へと入りました。

すでに2学期期末の範囲「方程式」「比例・反比例」は繰り返し学習しているので、テスト後は、その後の「図形」へ先取りしつつ、10月末、またテスト範囲へ戻る、といった道程を進みます。


英語……

「みんなの英語」を使い、中間考査の範囲の大変さを実感しつつ、テスト対策へと入りました。

英語がこのあたりから、大変に難しくなってきます。教科書改訂により、ここから文法理解の範囲があまりにも矢継ぎ早に、新しいことをどんどん吸収していかなければなりません。

もちろん、春のうちに、あるいは、夏期講習中に、塾では勉強したところではあります。

が、それでも難しいです。差がつくところです。差をつけられる側ではなく、差をつける側でいられるよう、今後も緊張し、注力していきます。

しっかりと定期考査で点を獲っていくことで、身についていきます。

(中間考査後、「みんなの英語」テストを再開します)


理科社会……

テスト勉強に終始しました。社会の試験範囲を、大量の問題を繰り返し解くことで覚えてもらいました。

 覚えたかどうかは、実際に解かなければわかりません。暗記科目こそ、「たくさん解く」が重要です。




中学2年生


国語……

受講募集中です。


数学……

 夏期講習は終わり、テスト勉強に切り替えました。

 夏期講習中、進めたらいい、と画策していた範囲「合同の図形」には入れませんでした。中間考査が終わり次第、どんどん進めてまいります。

とくに証明問題に慣れること。中2の皆さんにはまた一つ、試練です。

 


英語……

 夏期講習中に、中2の難文法は「受け身」を残してほとんど学習しました。何度も解いて、もはや飽きるくらいに解いて、正答率もだんだんと上がっていきました。

中間考査後は、10月前半、まずは「受け身」へ進み、新しいことを吸収してもらいます。そして、またおさらいを繰り返します。

(中間考査後、毎回の「みんなの英語」テストを再開します)


理科社会……

受講募集中です。




中学3年生 


 ついに勝負の2学期が始まりました。

ここで、ふと、ダレる子がじつは多いです。学校が再開すると、厳しかった夏期講習のリズムが途切れ、ある意味、「楽な実感の日々」に身を置くことになり、パワーダウンし、フラフラしてしまう。頭でわかっていることと、実感に差が生じて、どうしても実感には負けてしまう。

内申点は、2学期の成績が最もインパクトがあります。つけるのはロボットではなく、学校の先生。学校の先生を驚かせたら、必ず上がります。大逆転だって、できるはずです。

そのことを忘れずに、かといって、ずーっと張り詰めていてはガソリン切れしてしまう。

やるときと、やらないときの強弱、けじめのつけ方が2学期攻略の秘訣かと思います。

中間考査後、少しは力を抜くと良いです。秋ですし、読書やアート、スポーツも良いです。

悔いのない過ごし方、とは、苦しくてもひたすら勉強し続けられるか、ではなく、上手に自分をコントロールできたかどうかでしょう。




国語……

テスト範囲の勉強に切り替え、すぐテスト対策期間に突入しました。

中間考査後は、ふたたび入試対策問題を解いていきます。国語に関しては、入試対策に一貫します。


数学……

夏期講習で「二次方程式」「二次関数」まで終えています。

中間考査後は、「平行線と比」「相似の図形」へと進み、期末考査に備えます。

かなり新しいこともありますので、10月スタートの「中3期末特講」をご利用いただき、定着を図ってください。


英語……

 テスト対策をし、テスト対策期間へと突入しました。

 中間考査後は、二学期期末範囲の文法をおさらいしつつ、長文読解も行っていきます。

 入試でいかに点を獲るかは、長文読解にかかっていますが、できるだけこの歩みは止めない方が良いのです。センス・コツを身につけるには、不断の努力が必要です。


理科社会……

 理科の中3範囲を、もう少しで終えられるところまで来ました。

 中間考査後は中3範囲を終えつつ、皆さんには期末考査で出る理科・社会を取り組んでもらいます。

 各校、範囲はばらけますので、各自に教材を渡し、どんどん解いてもらう予定です。

 勝負の期末へ向けて、準備を万全にします。


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