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本日、都立推薦入試

  • 執筆者の写真: 加藤亮太
    加藤亮太
  • 2021年1月26日
  • 読了時間: 2分

今日・明日と、都立高校の推薦入試です。

(今年はコロナの影響で、どちらか一日受験)



生徒へは


「面接は、いつもどおり話せばいいよ。


あとは、ホッカイロをポケットに入れておきなさい。


手がかじかんで、作文が書き進みにくくならないように。


じゃあ、頑張って」




と、


わりと軽ーいノリで、


言っております。





推薦は、


「棚からぼたもち」な制度なので、


基本的には



「受けるなら、気負わず。学校見学のつもりで。気楽にね」


というスタンスです。





これまでも




「推薦は受けたところで、受からないし、


ガッカリすることになる。


受けない方が、勉強できるからいいよ」




とすら言ってきました。







さて、


問題は、


帰ってきてからの表情です。




やけに晴れやかなのは、注意!



「私、受かったかも・・・」



と思っている場合が多いです。






合格発表の2月2日まで、あと1週間。



この1週間が、

おそるべきことに、学力検査直前に訪れるのです。


(よほどメンタル強い人でなければ受けてはいけない。

そんな、キツイ制度だと思います)




その間、「受かるかも~」


と期待する日々が続くこと、




これは、危険です。




勉強に身が入らない。





もし、結果が、思わしいものでなかった場合、



2月21日の学力検査(一般入試)に、


気持ちを切り替えられるか。







ここからが本当の勝負でしょう。



推薦を受けたあと、


「落ちたと思って、取り組むこと」



この時期、「落ちた」だなんて、


忌まわしい言葉のようですが、


キツイことですが、事実なので、



あえて言います。









推薦は、絶対に落ちたと思え。



少しでも期待しているなら、



そんな驕りは一刻も早く消しなさい。




それよりも



本気の勉強はここからだ。



ここからが、君の本領発揮のはずだ。


いままで苦労してきたのは、


推薦のためではない。



すべて2月21日のためだろう。




推薦を受けなかった生徒は、コツコツ勉強している。



彼らに、もう追い抜かれているかもしれない。



さあ抜き返そうぜ!





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そして、今来た推薦を受けた中3生にこの話をしたところ、



「(手ごたえは)練習どおりできたと思います。


ただ、私よりも全然学力上の子も、


同じ高校を受けたので、


彼は受かり、私は落とされる、と思っています。


だからそのつもりで、頑張ります!」



と言ってくれました。




この悲痛な覚悟。





でも、いつもより、声がでかかった。






かっこいいぞ!

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