本日は、テスト対策期間のうち、
スパートをかけるには最良な日。
1日まるまる自学自習しに、
自習に来た(というか来させた)生徒は素晴らしい!
・・・のですが、
ともすると、
長い時間をかけただけで、効果が低い、
といったもったいない1日になりかねません。
いわゆる、
「やった感」。
「やった気になっているだけ」。
好きな科目ばかり天塩にかけて、
やけに手の込んだノートを作って
「やった気」になっていたり・・・
数学の難しい応用問題にずっと取り組んで、
ついに「わかった!」と思った瞬間、
気付けば、4時間経っていた・・・など、
(いやいや、その貴重な4時間、
もし理科や社会に費やしてたら、
最低でも10点は上がっていたでしょう・・・
なんせ、その難問が出ても、せいぜい7点8点。
それに、もし出たら、の話です。
これは優先してやるべきことではない。
テストとは点をいかにとるか、という、一種のゲーム。
優先順位を忘れて、
つい面白くなってしまい、
理性を失い、夢中になってしまう。
こういうことには、どうしても弱いのが、人間というものでしょう)
そりゃ一見、
長い間机に向かっているのですから、
こちらも叱るのが難しい。
これは、てごわい敵です。
そこで、
始めました!
今日は最低で55分×7コマの自習時間割です。
それぞれの時間帯、
「何を勉強するのか」
宣言してもらいます。
これだけでも、自覚的で冷静な学習のためには、
少しは効果があるはずです。
さらに、
カトウチェック。
個々に私が伝えていきます。
(ちなみに、
その間、ほんの1分以内。
こんなことに、時間かけるべきではないので)
「数学1コマかー、
1時間はあまり効果ないかも。
3コマやったらどうかね。
その代わり、国語は1コマでいいんじゃない? どう?」
「よし。この時間割でいこう。
で、覚える、というより、解く、ということを意識して。
だからこのワークをとにかくこなして」
「社会の勉強、してる?
数学と理科ばかり、多すぎるように思える。
社会を最低でも3コマ。
いま社会を頭に入れておかないと、直前に焦ることになるよ。
組みなおしてもらいます」
といったような
ツッコミを入れることができました。
この効果は、
試験範囲のチェックテストでわかってくるでしょう。
対策も、テストも、やるのは本人。
勉強は完全に、個々人の世界。
本番で、テスト紙面上を、ぞんぶんに暴れられるよう、
頑張って。
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