加藤亮太
2023年10月31日2 分
決めました!
「テスト対策期間」中、タブレット端末をつかう学習は、
基本的にNGとします。
タブレット端末での学習効果については、ずーっと猜疑してきましたが
決定打となったのは、先日の中間考査。
ある生徒の学習成果。
1学期、
タブレット端末をかなり多めに使っていた生徒さん。
2学期の中間、
あえて、「タブレット端末、完全に無し」で挑みました。
結果、
最高得点を獲得。。。
学年順位、過去最高をマーク。。。
コロナ禍におされたこともあり、中学生のタブレット端末を使った学習は、この地域でも、急激に増加傾向にありましたが、
最近はその傾向がおさまりつつあります。
定期考査の試験範囲に組み込まれる部分が、徐々に減少しているようです。
タブレット端末の長時間使用は目に悪いし、
何より、使用頻度の高い子ほど成績が上がりづらい、ということがありました。
使用を控えるように、あれこれ条件をつけて認めてきましたが、
もはや、こうなったら、基本的にはNGとします。
ただし、21時以降は使用OK。
基本的に、テスト対策期間中は、
中1・中2 …… 18時~21時、
中3 …… 17時~21時、
という時間割です。
延長してまで、タブレット端末を使いたいのなら、使って良い。
お腹がすくなら、弁当持参もかまわないわけですから。
‥‥ということで、
さらに点数の上がっていきそうなことを決定したのでした!
(決定、だなんて、そんな大それたことではないのだけれど)
私は、思うのです。(私の意見・感想になります)
タブレット端末を使った学習に、つきまとっているのは、「うしろめたさ」でしょう。
私はうしろめたかったですし、生徒もどこかうしろめたかったのでは?
子供にとってみれば、おもちゃです。タブレット端末なんて。
いや、大人にとっても、そうでしょう。
おもちゃは、遊ぶために使うものです。
カメラもついているし、インターネットもつながっているだなんて、
子供たちにしてみれば、たのしくてしようがないでしょう。
勉強に使って、果たして、頭がよくなるものか。
ヒーヒー脳みそに汗かいてこそ、頭がよくなるものでしょう。
(古臭いぞ。私は。)
きっと、この禁止のおかげで、
あんがい、「ほっ」とする子も多いのではないか。
勉強から逃げて、タブレットを、勉強っぽく使う、
その「うしろめたさ」をもう感じなくて済むわけです。