加藤亮太

2月3日3 分

都立推薦入試「合格した人」「そうでなかった人」そして「受けなかった人」へ

昨日、推薦入試の結果が出ました。

「合格した人」、「そうでなかった人」、

そして、「推薦を受けなかった人」へ、

メッセージを申し上げます。

合格した人へ

おめでとうございます🌸

そして、お疲れ様でした。

(当塾では、合格率7割超え! でした)

推薦入試で受かって、おめでたいはずなのに。

つい「学力はそれほどでもない」「学力検査で受かってくる子にはかなわない」
 
などと自分を卑下してしまいがち。

そんなことはありません。

高校の先生は、しっかり見抜いてくださったのです。

ただ、受かった人に、責務はある。

その高校の先生の期待に応えましょう。

いや、期待を上回ろう。

すでに宿題が出ている高校もあります。

ぜひ、バッチリ取り組みましょう。

そして、高校の予習をスタートさせてしまいましょう。

(数学I・数学Aなら、市販のワークを使って、薄く広くでもいいので、クリアできるはず)

自信をもって、入学式に臨めるよう、備えましょう。

さもないと、

あなたが危惧しているように、学力検査で入ってくる子に、負けてしまいます。

不合格だった人へ

この不合格は、織り込み済みだったはず、ですよね。

高倍率の推薦入試での合格は、

どう考えても、棚ぼたなんです。

苦労して準備した論文や面接が、水の泡に消える……、

そんな気分にさいなまれるかもしれませんね。

しかし、その絶望感、大間違いです。

すべて連れて行くのです。

そこで培った努力は、すべて、力となって、連れて行くことができる。

それに、

そもそも、これまで勉強してきたのは、

2月21日のためでしたよね?

推薦のためではなかったでしょう。

ようやく、100%、2月21日の勉強に費やすことができるのです。

これまでの努力の成果を出せずに終わるより、

ずっと楽しくて、エキサイティングで、やりがいのある仕事では?

推薦、落ちたー、

高校から振られたー

ではなく、

2月21日の学力検査を受ける権利を、獲得した!

高校側は、あなたのテストでの学力を見たがっている!

そう思って良いでしょう。

学力検査とは、

なんてったって、東京都が、練りに練って作った、

いわば、新作なのです。

待望の新作にお目にかかれる。

そして、対決できる。

楽しみじゃありませんか。

受けなかった人へ

賢明なあなた。

推薦に受けた人たちが、受かった、落ちた、と、

ソワソワしているさなか、

したたかに、勉強し続けてきましたね。

いっしっし。

その賢明さ、とても素晴らしい。

平常心こそ、勉強において重要な要素だからです。

これから、推薦に落ちた子たちも、本気を出してきます。

それでも平常心で、

虎視眈々と、

1点にこだわって、

志望校合格を狙っていきましょう。

その調子です。

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