加藤亮太
2022年6月14日2 分
現在、絶賛「テスト対策期間」中です。
教室では、毎日通い詰めの生徒たちが黙々と勉強中。
そんな中、テストが近づいても、
依然として部活がある子もいます。
文武両道。
素晴らしいです。
とある生徒さんHくんも文武両道です。
部活が厳しく、テスト前日まで部活はあります。
Hくんが今日のブログの主人公です。
先ほどこんなことがありました。
Hくんには、部活のあと、週に1度、習い事があります。
それが今日なのです。
そして、習い事を終えて、当塾には、20時40分に来ました。
営業時間は22時まで。
勉強できる時間は、1時間半もありません。
しかし、彼は来ました。
しかも、雨の中、自転車で。
このガッツ、・・・ただものではない!
そんなHくんは今、ガンガン数学を解いています。
22時までやったとして、1時間半弱。
しかし、その1時間半は、並みの1時間半とは、ぜんぜん違うはずです。
苦労して、歯を食いしばって、手に入れた、1時間半です。
(これは子育ての最中のことを思うと、よくおわかりいただけるはずです。
ようやく、赤ちゃんが寝た!
そのスキの、たった、1時間、いや、30分もないかもしれない。
そのスキに、コーヒーをいれて、新聞でもひらいて、ホッと机で一息つく。
そのほんの30分の貴重さといったら、
その充実した30分の濃厚さといったら、
同じ30分間でも、並みの30分間ではない。
おわかりいただけるかと思います。)
当塾は、厳しい塾です。
が、実際のところは、
私が厳しいのではなく、
生徒たちの雰囲気がそうさせているようです。
(テスト対策期間中は、指定時間に、強制的に来ていただきます。
が、習い事や部活の大会参加など、
どうしても出席が難しい場合は、臨機応変に。
そうお伝えしているところなのです。
が、暗黙のルールで、
遅れた分は、延長や、別日に前倒しをするのが当たり前となっています。
もはや、これは、「文化」でしょうか)
生徒たちにとっての「当たり前」の基準が、とても、高い。
私の「当たり前」より、
あきらかに、高いです。
彼らは努力の天才です。
そんな生徒たちによって、
当塾は支えられている、
カトウ塾は、「カトウ塾」、足り得ている、
素晴らしき当たり前に、改めて気づかされています。
追伸:
Hくんには数学の試験範囲テストを解いてもらいました。
持ち前のガッツあふれる、充実した解答であったことを、ここにお伝えします。