加藤亮太

2022年1月10日2 分

冬期講習は、「チューリップの冬越え」

寒い冬、

栄養を蓄えつつ、じっと、その時をまつチューリップ。

冬期講習を受ける生徒の姿は、さながら、冬越えのチューリップ!

冬休み後、学校が始まる頃、日を浴びたチューリップたちは、開花していくはずです。

(チューリップにしては早咲きでしょうが)

きっと、

中3生こそ、大輪の花を開かせることでしょう!

ところで、

当塾の季節講習は、通常授業の延長でしかありません。

「季節講習ならでは!」ということをしないのには、わけがあります。

①知識が個別包装されることを防ぐ。

特別感のある講習では、学んだことが、「これは講習でやったこと」

というレッテル貼りがされがちです。

レッテル貼りされた知識は、脳内で個別包装されます。

(たとえが込み合って申し訳ございません)

もちろん、個別包装された知識は、ほかの知識とは隔絶されます。

いざ使うべきときにも、包装の包み紙を解かなければ、その知識は出てきません。

これは、講師にも、陥りがちな悪手で、

いずれ授業中に

「これは講習でやったところだからできるよね!?」

と言ってしまう。

いや、個別包装させたのは、あなたでしょう……という話です。

無責任な話です。

②講習後に、「通常授業に戻る」という負荷を防ぐ。

いったん進んできた道を、

「ここまで特別な道でした。

では、元の道に戻りましょうね!」

と言われて、元の道を探すも・・・

・・・あれ、どこだったっけ?

もと来た道に、雪やホコリが積もっていて、その地点を見失ってしまう。

これは大変ありがちな話です。

そもそも、勉強というのは、一本の長い道をずーっと突き進んでいく、積み重ねが大事です。

あっちへ寄り道、こっちへワープ、

などしていては、混乱します。


 


 
③当塾の授業は、毎回、特別だから!!!

これが一番言いたかったのです。

毎週同じことの繰り返し、ということは一度もありません。

なので、季節講習は、「通常授業の延長」という位置取りをしています。

講習期間は、ただ単に、長い時間勉強できるチャンス、

でしかありません。

勉強をするスタンス、

その本質は、淡々としているものです。

以上、当塾の季節講習への考え方でした。

冬期講習、お疲れ様でした。

さあ、

受験に向かって、

学年末考査へ向かって、

大いに花を咲かせましょう!

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