加藤亮太

2021年4月14日2 分

罪悪感と、鬼

テスト不合格で、

強制自習となった生徒の教材をドッサリ作るときや、

成績がふるわず、

毎日のように塾に呼びだすときや、

定期テストの結果、ペナルティとなり、

強制自習の前倒しスタートを指示するとき、

「子どもたちに、

こんなにつらい目にあわせるなんて、ひどいことだ」

と、

ふと、

罪悪感が、

脳裏をよぎることがあります。

大切なお子様を、私がこんなにつらい目にあわせて、

いいのだろうか? 

だが、その次の瞬間、脳裏に去来するのは、

保護者さまの声。

「厳しいスケジュールを、
組んでいただきありがとうございます!!
家でボーっとしている日々とはおさらばしてもらいます!
こんなに勉強するのは、生まれて初めてです」
「カトウ塾に入ってから、
目の色が変わりました。
おかげで、『勉強しなさい』と言うことはやめることができました!」
「英語が、たのしいらしく、
私にクイズを出してきたり、英語だったらどう言うか、考えるようになりました。
あんなに苦手な英語だったのに・・・!」

これら、いただいた声。

そして、

なにより、

テストの点が上がったときの、

生徒たちの、

あのいきいきとした表情!

これらが胸に去来し、

「いやいやいや、

私は鬼にならねば!

生徒たちが立ち向かう鬼として、

強い鬼を倒してもらう、

そんな存在にならねば!

わはははは

わしは、鬼じゃー!!!」

メラメラと燃える鬼パワー

と、

ふつふつと

鬼パワーがみなぎるのでした♪

これで、もし、

「生徒がかわいそうだ・・・」

と、

ナヨナヨした思考で、

手を抜きでもしたら、

それこそ、罪。大罪。

その罪の深さたるや、

もはや塾・失格でしょうから。

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