加藤亮太

2021年2月10日2 分

「中2は、もう中3だと思って」とは言うけれど

学校の学年末考査が近づいています。

当塾は明日から「テスト対策期間」となり、

強制自習が始まります。

テストまで、最低でも計50時間程度の自習時間となります。

当たり前ですが、

テスト本番で、点は上がりません。

勉強をしていないのに、いきなり点がアップする、

そんな現象は起こりえない。

当たり前ですが、

テストまでの勉強で点は上がるのです。

で、ただ自習をさせるだけか、

というと、それなら家でやればいい、

という話になります。

以下、自習時間の内容です。

1.監視が厳しくなります。

私の意識は、ふだんの2倍、ピリピリしています。

少しでも怠けている様子や、私語があった瞬間、

飛んでいき、すかさず雷を落とすでしょう。

なんせ、テスト対策期間中の、私の1番の仕事は、

「怠けさせない」

ということになり、目を皿のようにして生徒の動き、頭の使い方を見ていくので。

2.ほぼ毎日テストとなります。

試験範囲のテストをほぼ毎日行います。

このテストで点がとれることが、定期テストで点を上げるための最低ラインとなります。

3.ほぼ毎日、個人面談をします。

毎日、ひとり5~10分ずつ、面談します。

「何点とるつもりか」

「何を勉強しているのか」

「今それで充分かどうか」

「より良い勉強法はないか」

これを詰めていきます。

4.進捗度が貼りだされます。

全員には、課題があります。

それがどれだけ進んでいるか、一目にしてわかる表を貼りだし、

切磋琢磨してもらいます。

必要なのは、量と繰り返しです。

質でもなく、熟考でもなく、

とにかく量をこなすこと。

しかも、繰り返しこなすこと。

私はそればかりを求めます。

また、新中3生には、

2学期末の通知表の点数をもとに、

いまの実力なら、どの高校に入ることになるか、

内申点を上げることが、いかに重大か。

また、目指す高校があるなら、

あとどれだけ頑張らなければならないか。

あるいは、

あとどれだけ頑張ることで、どのくらいの高校へ行けるのか

この話も各自に行っております。

「この学年末考査は、

もう中3生だと思ってやりなさい!」

という、厳しいお言葉が、各校で言われている、とのことです。

まさしくその通りだと思います。

それさらに促進いたします。

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