加藤亮太

2020年10月3日1 分

ハイタッチ

本日も、

水元中の生徒は

テスト直前につき

55分×7コマの自習中です。

各コマ、

5分ずつの休憩を挟みます。

たった5分ですから、

ほんの「インターバル」程度。

一息つくか、伸びくらいはして、

という意味の休憩となります。

「休憩終わり。

さあ、再開です。集中じゃー」

鬼教官である私が、こう号令をかける直前、

日頃から仲の良い生徒同士の

こんな仕草が目に留まりました。

「よし、頑張ろう」

そう言って小さくハイタッチ。

各々の机へ。

ふたりはもともと同じ部活。スポーツ系。

ステキな光景でした。

学習はスポーツと似た側面があると思いますが、

「いっしょに頑張ろう!」

という感情は、

まさしくスポーツの精神ですね。

勉強は、苦しい。

苦しいときこそ、友情という連帯感で、支え合う。

いままで

「勉強するのに、友情はむしろ邪魔!」

という考えの私でしたが、

「いや、それ一点張りではない。

良い面もある。」

と気づかされました。

これはとくに、

地獄の夏期講習を経た中3生たち。

べつに、

べったり仲良く・わいわい過ごしている、

というわけでは、もちろんないのですが、

「みんなで上がっていこう」という

連帯感は生まれていることは、ひしひしと感じています。

勉強は、案外、個人戦ばかり、ではないのでしょう。

本日もこれを使って。

    460
    0