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強制自習という変な言葉

  • 執筆者の写真: 加藤亮太
    加藤亮太
  • 2023年1月10日
  • 読了時間: 2分

冬期講習が終わり、通常授業がスタートしています。 そして、本日から、 中3は毎日2時間以上の「受験生自習」が、毎日3時間以上となります。


たくさん教材も渡しますので、 きっかり3時間ではなかなか帰れないと思いますが。 (受験生自習とは・・・・ 通常授業がある日以外、強制自習。 受験まで毎日勉強しに来てもらいます。) これが受験前日まで、続きます。

スマホを置いて、勉強中!

当塾にはほかにも、テスト前には「強制自習」があります。


強制自習って、変な言葉です。 「他人から強制的に、自習をさせられる」、わけです。 自習というのは、「自ら習う」、から、「自習」であるべきでしょうから、 他人が強制している時点で、「自習」と呼べるものではありません。 話は飛びますが、 〇〇ペイって便利! 便利、というか、楽です。 なにが楽かって、スマホで支払える、という点もさることながら、 使っているだけで勝手にポイントをつけてくれる。 ちまたにはポイントカード、というものがあります。 あれはいちいち、取り出して提示しなければならない。 支払いの際、お金を渡すとポイントが勝手につく、 ということにはいかず、ポイントカードは別個に、提示するものです。 これは仕方ないものの、少々億劫に感じます。 後ろでレジを待っている人があるときなんて、 ポイントカードを提示する時間は、生きた心地がしない。 面倒だから、たまには出すけど、出さないこともあります。私は。 私が言いたいのは、 「権利」というのは、いくらありがたいものであっても、 案外、「他者からの強制」がなければ、 行使しはぐってしまう、ということ。 同様に、



自習できる権利を平等に与えても、本気で「自習」しに来る子はわずかでしょう。 「自由に勉強しにおいで」 勉強の中に自由を見出せる人間なんて、そもそもいるのでしょうか。 なので、当塾は、変な言葉だけど、切実な、「強制自習」なのです。 そして、自由は、勉強したあとにこそ、待っているものです。

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