• 加藤亮太

英語 得意/不得意の大いなる壁

 こんにちは。塾長の加藤です。

 中1の中間「英語って、楽だな」という感想の方が、大半かと思います。中1の中間は満点に近い点数を得点できる生徒が多い。


 ただ、そのあと、ガクガクッと点が落ちてしまう例、後を絶ちません。


→例)とある中1生の英語1年間

1学期

  中間 95点(英語ってたのしい♪)

  期末 70点(あれ? 楽しくなくなってきた・・・)

2学期

  中間 40点(最近わからない。単語だけでも覚えた)

  期末 35点(全然わからない全然わからない)

3学期

 学年末 30点(・・・・・ま、英語は捨て科目だから!)


 これは学校の英語の授業の進め方が、「単元システム」(私独自の呼称ですが)で固定されているので、どうしても上記のようなつらい例を生み出しているようです。

 この成績のまま2年生に突入すると、平均点に復帰するには大量の学習量が必要です。1年間を洗いざらいやり直すほどなので、相当の努力が求められます。

 中2で打開できずに、このまま現実から逃げて3年生に突入してしまうと、恐ろしいことになります。英語=赤点というのが常態化し、高校入学後、英語は文系理数系問わずに必修ですので、英語に足を引っ張られつづけ、さいあく留年の憂き目に遭う、ということもあろうかと思います。


 こんなことを言うなんて、まるで脅し商法の塾みたいですが、まだ続きがございます。

 ここに私がおります。

 そうなんです。

 英語が高1まで赤点だった、当の本人、

 これは私のことなんです。俺だ俺だ俺だ~


 こんな私でしたが、高1の2学期に、92点取りました。これは本当の話です。学年2位です。以降も10位以内をキープしていました。(自分でも嘘みたいな数字ですが。なお、1位は常に満点の天才ちゃん)英語に関しては、あとは慣らし運転程度の勉強量で、大学受験でも大変頼りになる科目となっていました。


 英語という教科、学校の授業ではさきほど申した通り、「単元システム」です。このシステムのとある面が、私のような、「英語=嫌いな捨て教科」みたいな生徒を生んでしまっている面は、あると思います。

(私は単元システムから脱却しない学校教育を批判する者ではございませんが、きっと、私のような思考回路の生徒さんも多いのでは? そういう生徒さんは英語で苦しめられるのでは? という感想を述べ、私なりの打開策を紹介しているだけです)


 ではどのようにして私は英語力の欠落を克服し、得意科目にしていったか。

 

 もちろん、私ひとりでは無理でした。とある個人塾でお世話になって、そこの先生に一気に開眼させてもらったわけなのですが、

 ぶっちゃけた話、高1の時点まで「全然わからない」と放置した、

 それがかえって良かったかもしれません。


 高1夏休みに私が取り組んだのは、以下5か条。


  1.  原則、1つの文に動詞は1つ

  2.  英語は文型。(肯定・否定・疑問・命令のどれ?)

  3.  英語は主語。(Iなのかyouなのかheなのか……)

  4.  英語は時制。(現在・過去・未来・……)

  5.  上記4原則を念頭に、使い分けるのが英語。


 以上の5つに留意して、どんどん英訳していきました。

 といっても、ほんとに短い文で、ほんとに簡単な単語からのスタートでした。

「なんだ、俺はこんなことを知らなかったのか」というのが、まず第一の自分の感想です。

 ルールがはっきりすると、たいして難しくない。むしろ、ルールさえ頭に入れてしまえば、あとは第5条にある「使い分け」のときに頭を使うだけ。ようやくそれが分かったのです。

 そして、また思ったのは、

「これを最初に教えてくれていればー」

 という学校批判(ひとのせい)だったのですが・・・

 でも、まあ、本当に、そういう面はあると思うのです。


 というのは、これが「単元システム」の弊害。


以下、英語の文法をどう習っていくか、とりあえず1年生の大まかな流れとなります。


中1 

1学期

 「英語に親しもう♪」系

 アルファベット

 一般動詞・現在形(1人称・2人称)

 不定冠詞(a)と複数形(s)

 疑問詞(what~?,how many~? )

 命令文

 be動詞 ←当時の私は一般動詞と混乱。


2学期

be動詞

3単現のs ←当時の私はここで気絶

 疑問詞who 

 what time

 疑問詞where

 代名詞 ←覚える系なのでただ単に覚えようとした。

 助動詞can

 疑問詞when

 疑問詞whose

 現在進行形 ←私、瀕死の状態。

 疑問詞which


3学期

  疑問詞まとめ

 過去形(不規則動詞)←ついていく気力なし。

 1年のまとめ ←まとめられると余計チンプンカンプンに。


 以上のような流れの単元を、「単元ごとにひとつひとつクリアしていく」というのが、いわゆる「単元システム」です。

 これ、どうでしょう。いや、どうなんでしょう。

 

 料理にたとえるなら、

 なぜか食材購入するのに1度に一つしか買っちゃいけない縛りがあって、ひとつ使うごとにまたスーパーに行って、で、戻って料理して・・・を繰り返すようななものでしょうか。

 しかも、最終的に何を作るのか、作る本人には知らされておらず、隣にいる番人に、

「次はサトイモだ」

 とささやかれる、みたいな。


 これじゃあ成績上がらないはずだ、むしろ壁になるはずだ、と思うのは、私だけでしょうか。


 これで、すんなり1年の総まとめがわかる人は、まあ、いるのでしょうけど、私の知る限り少数派のようです。その人は、相当勘が鋭いか、記憶力のいい人でしょう。

 しかも、この後、中2では、応用のオンパレードです。文法の百鬼夜行です。不規則過去形やら、過去進行形やら、接続詞when/thatやら、

とどめに動名詞・to不定詞・比較級/最上級が待ってます。無理です。絶望します。私は絶望が怖いので逃げました。


 このシステムの被害者になってはいけない。なってしまうと、ずっと苦しむことになる。


 ということで、当塾での、現在の中1生は何をしているか。

 いま中間を終えたところで、学校はL1(一般動詞を使って初めての文法)をやっているところですが、春期講習+4月を使って、一気に三単現のsの手前まで文法を紹介しました。ゴールまで全部見せちゃうんです。「ここがゴール地点です」と立てば、あとは安心して理解度・定着度を上げていくだけです。


 で、やることは、英訳する際の、ひたすらの使い分けです。


 英訳する前に、

 使う動詞は、一般動詞なのか、それともBe動詞なのかに〇。(使い分け)

 使う文型は、肯定・否定・疑問・命令のうちどれかに〇。(使い分け)


 これは1学期向けなのでないですが、2学期では時制の欄も追加します。


 で、英訳です。

 慣れてくると、

「一般動詞で、疑問ってことは、最初はDo」というのが、すぐにわかるようになります。これこそ使い分けです。頭の使いどころです。

「単元システム」で詰め込んだ知識だと、頭の使いどころがわからないのです。単語はわかるのに、いつbe動詞を使うのか? いつdoが出てくるのか? つかめていないので、混乱が常態化します。すると投げやりに「 She is play soccer?」と答えたりします。

 使い分けで慣れている子には「is とplayは同居できないし、それじゃあ疑問文の形になってないよ」と、すぐわかるわけです。

 英語が使い分けの科目だ、ってこと、そんな単純なことに、私は高校1年の夏まで気づけずにいた。それだけは避けたい。

 

 当塾の中1の生徒は、現状でこのプリントをほぼ満点で仕上げています。

 これから入塾の方にも、そのレベルまで到達していただきます。中1はもちろん中2でも、今から必死になれば、絶対に可能です。

 学習量はぐっと上げなければいけないので、授業外も補習しにガンガン塾に来てもらう、というのが前提です。(その補習も月謝に含むとお考えください)


 (※注意※ 中3の1学期中間が40点以下の新規生徒さんは危機的状況にいます。その水準の方には毎日塾へ来て2時間以上の補習を義務付けさせていただきます。いまからなら、まだ間に合うはず!)


 なお、来たる夏期講習で中1生には、「使い分けの王」とされる「3単元のs」と「過去形」を徹底的にこのプリントで叩き込み、2学期に備える予定です。




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